みなさんこんにちは、高梨はづきです!
今日は大晦日ということで、いよいよ2022年も残すところわずか。日が変わればまた新しい年が始まるね。こんな時に思い出すのは子供の頃の思い出で、母から「大人になると1年過ぎるのがあっという間だよ」と教えてもらったこと。大人も子供もみんな1日という同じ時間を過ごしているのに、早まるなんて嘘じゃんと思っていたのだけど…大人に成長するにつれてその意味が少しわかってきた。
やらなければいけない事を片付けて、なんとか時間を作ったりしているうちに一日はあっという間に終わってしまうし、そうやって生活していくうちに一週間、一ヶ月と過ぎていく。これが大人のいうところのあっという間の実情なのかと痛感している。同じ24時間でもそこには人それぞれ密度があって、特に大人にはやらなきゃいけないことが多すぎるのに、それでも忙しい合間を縫って大好きなバイクに乗る時間を作る大人な読者の皆さんを改めて尊敬しちゃう!そしてそれを教えてくれた母には感謝だなぁ~と感慨深くなったのでした(年末なのでしみじみ導入)。
話はコラムの主題に戻りまして…。笑
今年最後のコラム記事ということで1年を総ざらい!総集編をお届けするよ!
さて、総集編と言っても何を書こうか迷ったけど、昨年、2021年総集編では、中免で乗れる250cc~400ccのバイクの中からわたしがおすすめしたいMTバイクのベスト5を披露したので、年末恒例行事にするべく今年も2022年高梨はづきがおすすめしたいバイク…ベスト3(試乗したバイクに限る)をお届け!さらに今年は2カテゴリに分けて発表していこうと思うよ!
まずは普通自動二輪免許(通称:中免)で乗れる250cc~400ccバイク、ベスト3を発表するね!
第3位は…ジャジャン!【ヤマハ・MT25】
MT25は一言で表すと王道ネイキッド。しなやかな筋肉がまとわりついているようなディテールで、誰がみてもかっこいいと思わせるイケメンな風貌。このデザインを考えた人はセンスの塊だと思うので、デザイナーの人に細部までお話聞いてみたいと思うくらい。もちろん見た目だけでなく、実際に試乗してみた時の扱いやすさにも驚いた。同じ歩幅で寄り添いながらカーブもしっかりエスコートしてくれるような頼もしさが印象的だった。
第2位は…ジャン!【スズキ・Vストローム250】
一見、250ccとは思えない大きい車体に跨ると、あら不思議。フォルムからは想像がつかない足付きの良さで守られているような安心感が凄くいい。サイドバッグを装着した姿もすごく似合っているし、遠出のお手伝いを全面的に何でもサポートしてくれる優れたアドベンチャーバイクという感じ。日常使いはもちろんのこと、バイクと旅をするには舗装されていない道も通らなくてはならないシーンもあるだろう。そんな時も頼もしく走り抜けてくれるので、優秀すぎる万能バイクだった。
そしてわたしが2022年の第1位に選んだバイクは…ジャジャーン!【BMW Motorrad・G310R】
どこからみても存在感があって主役級オーラにポテンシャルを感じずに居られない存在感最強のバイク!上から下までどこにピントを合わせてもかっこいい姿が映し出されるから、不意打ちショットでも完璧イケメンにキマるの。操作性も抜群で、アクセル操作にも細かく反応してくれて、手足で操作する繊細な動きの連動率がかなり高いからぐわんぐわん思うように動かせるのがとても面白かった!
基準は乗って直ぐに楽しいと思えたこと。そしてその先も満足して乗っていられると思ったから。スペックも申し分ない自慢できる3台だし、何処までも連れていきたいバイク達だったよ!
第3位は…【KYMCO・KRV180TCS】
JAIA(メディア向け試乗会)に参加した時に初めて知ったメーカー、キムコのスクーター。これまでみたことのない斬新なデザインに心奪われた。流れるウィンカーがかわいいのなんの。なんと言っても、独立式スイングアームを採用しているから重量バランスがとても優れているの。そのお陰で安定した走りを実現してくれ俊敏な動きにも対応してくれてスピードも思うがままに出せるのは素晴らしい!
第2位は…【ホンダ・PCX125】
ホンダのコーポレートロゴにも採用されている”ウィング”マークを思わせるようなスタイリングがとても爽やかでかっこいいよね。エコを意識したアイドリングストップシステムはスタートにありがちなワンテンポ遅れるようなストレスもなくスムーズに発進してくれて、エンジン音の静かな優等生バイク。跨った時の足の窮屈さもない広いステップのおかげで優雅で快適ライディングを楽しめちゃう。これぞ、走るソファ!言わずと知れた125ccスクーター界の王様だよね!
そして第1位に輝いたスクーターは… 【スズキ・アドレス110】
排ガス規制の影響を受けて2022年での生産終了が決定してしまったのだけど、まだまだ新車が手に入るコスパ最強のスクーターなので1位に選ばせてもらったよ!
初めて試乗した時のあの感動は今でも忘れないよ~。コンパクトで扱いやすく、大径ホイールがこんなに楽に操作できるなんて知らなかった。乗り心地も良くて細かい動きができるから凄く楽しかったんだよね。人によっては足が伸ばせないから「うーん」って思う人はいるかもしれないけど、125ccまでの大きさはいらないけど50ccの原付き一種の誓約はしんどいし…って考えた時にアドレス110はわたしにとってベストオブバイクだった!
以上、わたしの2022年ベストバイクランキングはどうだったかな?こうやって振り返ってみると、400cc以下のバイクとたくさん触れ合えた1年だったなぁとしみじみ。バイクメーカーを新しく知ることができた年であり、バイク乗りなら一度は行ってみたいイベントである東京モーターサイクルショーに参加できたり、続々と誕生する新型電動バイクに触れる機会もたくさんあった。思えば、初めてバイクのニュースでお仕事させてもらった最初のバイクも電動バイクだったっけなぁ。
わたし自身、これまでバイクに乗って少し”出掛けるだけ”が好きなタイプのライダーだったのが、バイクの性能を詳しく知っていくことでバイク自体がもっと好きになったんだ。
ライダーとしての大事な装備品にも着目して、自分に過信しすぎない心持ちとか、何か起きた時の対処法とか、装備・バイクの安全性などにもしっかり目を向けて昔よりちゃんとバイクと向き合えてきていると思う。それもこれもバイクのニュースでお仕事をさせてもらえるようになったからなんだよね。そんな今は、多角的に味わえる趣味的なスキが加わったので感謝です!
各メーカーが心血注いで開発したであろう、バラエティ豊かな多くのバイクに試乗できた事に有り難さを感じながら、来年も引き続き、わたしが感じたバイクの特徴を”わたしの言葉”で”わたしらしく”伝えていくので2023年も「高梨はづきのきおくきろく。」を引き続きよろしくお願いします!
…という事でまた来年の8のつく日にお会いしましょう!皆様、良いお年を~!
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みんなのコメント
現行のDIO110は三代目、何もしてなけりゃ価格も上がらず、そりゃ安いよね!
アイドルストップもキーレスも無いアドレスは候補にもならなかった。