各々のタイヤメーカーが先進技術をアピール!
タイヤ関連メーカー各社も未来を見据えた内容の出展を行っており、いずれも興味深い内容だ。
パナソニックブースでは「Mobile Living Room」で2035年の世界を感じられる!【ジャパンモビリティショー2023】
ブリヂストンは「ブリヂストンが新しい生活や未来に向け、人とモノの移動を支える」がコンセプト。「ENLITEN」は従来のタイヤ性能を向上させたうえでタイヤに求められる多様な性能をニーズに合わせてカスタマイズする商品設計基盤技術。ENLITENを搭載してEVの性能を引き上げる北米向けの「TURANZA EV」や欧州向けの「TURANZA6」の展示を行っている。
また、道路からインホイールモーターにワイヤレス給電を行える「給電タイヤ」や月面を走る有人与圧ローバ・ルナクルーザー向けの「月面探査車用プロトタイプタイヤ」などコンセプトタイヤも間近で見ることができる。
ダンロップは「WE SYNCRONIZE.」をコンセプトとした展示。注目となるのは路面の水分をゴムが検知して柔らかくなり、ウェット性能や氷上性能を高められる「アクティブトレッド」と呼ばれる新技術。
将来的には夏タイヤと冬タイヤの性能を高次元で両立させたオールシーズンタイヤの誕生が期待できる。そしてタイヤそのものをセンサーとして路面状況などを可視化する「センシングコア」、地球環境に配慮したサステナブル原材料活用の取り組みなどについても紹介が行われている。
ヨコハマが掲げるテーマは「ヨコハマが創る未来のタイヤ」。
モビリティ需要の変化を見据えた技術としてセンシング機能を搭載したセンサータイヤテクノロジーや広い車室&低床化に対応する高負荷小径タイヤ、パンクしにくいセルフシールタイヤなどを紹介。
さらに空力をコントロールしてクルマの性能向上に貢献するエアロダイナミクスフィンタイヤの「ADVAN A50」を参考出品するとともに、スポーツモードとコンフォートモードを切り替えられる未来のスポーツタイヤコンセプトを初披露している。
ブリヂストン
https://tire.bridgestone.co.jp/
ダンロップ
https://tyre.dunlop.co.jp/
ヨコハマ
https://www.y-yokohama.com/product/tire/
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