【名車図鑑】車重わずか90kg！1983年にデビューしたホンダの超軽量トライアルバイク「TLR200」

スズキ「ジムニー」の人気が続いているが、ホンダにはかつて、ジムニーのように軽量でオフロード走行を楽しめて、しかも公道を走れるトライアルスポーツバイクがあったのをご存じだろうか？　それがこの、ホンダ「TLR200」だ。

低・中速域で粘り強いトルクを発生する、4サイクル194cc12馬力エンジンを搭載しながら、たったの90kg（乾燥重量）に抑えられ、780mmの低いシート高により、岩や急坂などの悪路を、まるでトライアル競技車両のような走りで楽しませくれたのだ。

ホンダ「TLR200」1983年4月発売　車両本体価格28万9000円（発売当時）

ダイヤモンドフレーム単体の重量は6.8kg。ストロークのある前後サスペンションにより、悪路をものともしなかった。

SPEC

全長：2080mm
シート高：780mm
ホイールベース：1315mm
タイヤ（F/R）：2.75-21（F）／4.00-18（R）
車両重量：97kg
エンジン形式：MD09E・空冷4サイクルOHC単気筒
排気量：194cc
最高出力：12.0PS/6500rpm
最大トルク：1.6kgm/4000rpm
ミッション：6段リターン式
燃料タンク容量：6.5L

※データは2021年4月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

文／中馬幹弘

Comments

こういうモデルを見ると
当時誰々が乗っていたなぁ〜って思い出します
ホント色々なモデルが出た良い時代でしたね。

現在もバリバリ乗ってますよ❗部品無いのがネックだけどね