ドイツのホッケンハイムで行われている2019DTM最終戦ホッケンハイムのRace1決勝はポールポジションからスタートしたレネ・ラスト(#33 Audi RS5 DTM)が今季7勝目を記録。今回ゲスト参戦しているスーパーGT勢では、ジェンソン・バトン (#1 RAYBRIG NSX-GT)が9位入賞と大健闘を見せた。
午前中の予選ではウエットコンディションとなったホッケンハイムだが、天候が徐々に回復しRace1の決勝は曇り空ながらもドライコンディションとなった。さらに今回はスーパーGTから3台がゲスト参戦しており、DTMと同じルールのもとで初めてレースに臨んだ。
■王者ラストがRace1予選PP、スーパーGT勢ではバトンが大健闘の6番手を獲得
予選で好タイムを記録したバトンが6番手、#37 KeePer TOM’S LC500には平川亮が乗り込み19番手、#35 MOTUL AUTECH GT-Rは松田次生がRace1に出走し20番手につけた。
しかし、スタート直前になって松田のマシンにトラブルが発生し、ピットにマシンが戻され19台でスタートが切られた。ポールポジションのラストは好ダッシュを決めてトップを死守。2番手にマルコ・ウィットマン(#11 BMW M4 DTM)がつけるが、ターン6のヘアピンを立ち上がったところでマイク・ロッケンフェラー(#99 Audi RS5 DTM)が2番手に浮上した。
一方、初めてGTマシンでのスタンディングスタートに挑んだバトンはポジションをひとつ落とし7番手で1周目を完了。2周目のターン1でアウト側から前のマシンを果敢に抜きにかかったが、逆に失速の原因となってしまい、ポジションをさらにふたつ落としてしまった。また19番手スタートの平川は1周目にピットイン。集団から離れたところでレースを進めた。
その後、ニコ・ミューラー(#51Audi RS5 DTM)がペナルティを受けたことで、バトンは8番手に浮上したが、スーパーGT車両はDRSとプッシュ・トゥ・パスが使えないため、接近戦になると不利な展開に。11周目にはミューラーにパスされてしまった。
トップ争いではラストが徐々にリードを広げていく中、2番手争いが白熱。12周目のターン6でウィットマンがロッケンフェラーのアウト側に飛び込むと、そのままターン8まで続いたサイドバイサイドのバトルを制し2番手の座を取り戻した。
10周を過ぎるとタイヤ交換を行うマシンが増え始め、レースの折り返しに差し掛かる27分を迎えた17周目にはバトンもピットイン。しかし、スーパーGTとは異なるピット作業のルールに慣れない部分もあってか、このピットストップで一気に15番手までポジションを下げてしまった。
トップを走るラストがピットストップを行った直後の18周目にフィリップ・エング(#25 BMW M4 DTM)がターン10を超えたところでマシンストップ。安全確保のためセーフティカーが導入された。
ちょうどこのタイミングで、トラブルの修復を終えた松田がコースイン。トップから17周遅れとなってしまったが、レースを開始した。
22周目にレースが再開されるとトップ争いが白熱。セーフティカー出動で差を縮めることに成功した2番手のウィットマンはトップのラストに接近。25周目のターン6でインに飛び込みトップを奪った。しかし、今季すでにシリーズチャンピオンを決定しているラストも簡単に引き下がることはなく、DRSを駆使してウィットマンに接近。27周目のターン6でオーバーテイクに成功し、トップを奪い返した。
その後も2台は約1.5秒の間隔で一進一退のバトルをみせたが、レース終盤はラストが隙を見せない走りを徹底し、38周でフィニッシュ。今季7勝目を飾った。2位にはウィットマン、3位にはロッケンフェラーが続いた。
セーフティカー解除後は中団グループで接近戦のバトルを繰り広げたバトン。途中オーバーテイクも見せるなど、初めてのDTM参戦とは思えない走りを披露。他車のペナルティ等もあり、最終的に9位までポジションを上げて、いきなりポイント圏内でフィニッシュした。
序盤は後方でのレースとなった平川も最後はポジションを上げて13位。松田は18位で初めてのDTMでのレースを終えた。
翌日の10月6日(日)にはRace2が開催され、1号車は引き続きバトンがドライブ。35号車はロニー・クインタレッリ、37号車はニック・キャシディが出走する。
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