開発ストーリーダイジェスト：トヨタ・マークII／チェイサー／クレスタ「マークIIはハイパーソナルカーという位置づけで、いわば小型車の最高のポジションにある」

これまで数多くのクルマが世に送り出されてきたが、その１台１台に様々な苦労や葛藤があったはず。今回は「ニューモデル速報　第62弾　新型マークII／チェイサー／クレスタのすべて」から、開発時の苦労を振り返ってみよう。

　新型マークIIの開発を率いた渡辺忠清（主査）は、新型の狙いについて以下のように語った。
　「マークIIはハイパーソナルカーという位置づけで、いわば小型車の最高のポジションにある。そうした特色をさらに強化するために、静かさや乗り心地の向上に力点を置いた。これまでは装備やデザインは良いが、走りの面で弱いと言われてきた。

Comments

昭和の最後に出たマークⅡ3兄弟は、それまでの集大成のように売れまくり歴代で最も売れたモデルになりましたね。まあ、この時代のトヨタのモデルは例外なく売れていたが、特にこのマークⅡをはじめ、カローラ、クラウンも年間20万台以上も売れた年を記録するなど、トヨタは笑いが止まらなかっただろうね。