昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は昭和58年発売の日産 パルサーEXA ターボだ。
一見、ミッドシップ。実は正統派FFスポーツ
日産 パルサーEXA ターボ:昭和58年(1983年)5月発売
日産初のFF車、チェリーの後を継ぐ形で昭和53年(1978年)5月に登場したパルサーは、4年後の1982年4月に最初のフルモデルチェンジを迎えた。その時にバリエーションのひとつとして登場したのが、斬新なスタイリングで話題を振りまいたEXA(エクサ)だ。
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EXAはこのクラスの国産車としては初となるドアミラーを採用。ウエッジシェイプの2ドアボディには、クリフカット風のリアウインドーが採用され、一見ミッドシップ的なフォルムを作り出していた。
デビュー時のEXAのエンジンは、NA(自然給気)のE15のみ。最高出力はEGI版で95psだったが、それでも800kg台の軽量ボディのおかげで走りは軽快そのものだった。データ的にも、モーターマガジン誌の実測テストで、最高速度が171.02km/h、0→400m加速が16.88秒。この数値はクラストップ水準と言えるものだった。
しかし、EXAの俊敏さをより際立たせたのは、翌1983年5月の車種追加で登場したターボモデルだ。E15Eにターボを装着したE15ETエンジンは、ノンターボ版の最高出力を20ps上回る115psを発生。最大トルクも4.5kgmアップの17.0kgmとなり、力強さを増した。これもモーターマガジン誌のテストデータによると、3速ATながら最高速度は176.47km/h、0→400m加速は17.82秒を記録した。
実際のフィーリングは当時のターボエンジンらしく、過給が立ち上がるまでのタイムラグが大きく、しかも効かせ方も唐突だったが、MT車なら0→400m加速は15秒台で駆け抜けてしまいそうな絶対パワーは、スポーツモデルとしてのEXAの魅力をより大きなものとした。またターボによるパワーアップに対応して、シャシまわりの強化も行われ、ブレーキも8インチブースター付きの4輪ディスクが与えられていた。
富士スピードウェイのフレッシュマンレースではEXAのワンメイクレースが開催されるなど、モータースポーツ入門用のクルマとしても人気を博した。また、1985年5月には販売ディーラーであるチェリー店の発足15周年を記念したコンバーチブルが100台限定で発売された。
日産 パルサーEXA ターボ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4125×1620×1355mm
●ホイールベース:2415mm
●重量:885kg
●エンジン型式・種類:E15ET型・直4 SOHCターボ
●排気量:1487cc
●最高出力:115ps/5600rpm
●最大トルク:17.0kgm/3200rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:175/70SR13
●価格:157万3000円
[ アルバム : 日産 パルサーEXA はオリジナルサイトでご覧ください ]
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