ミサノ・サーキットでMotoGP第14戦サンマリノGPの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。
予報では雨の可能性も残されていたが、予選は快晴のコンディションでスタート。気温は29℃、路面温度39℃だ。
■マルク・マルケス、怪我の影響未だ引かず「ライディングを楽しめていない……」
予選組分けではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)や、中上貴晶(LCRホンダ)がQ1からの出走となり、一方でアプリリア移籍後2戦目のマーベリック・ビニャーレスがQ2からの出走となった。
Q1が開始されると、エネア・バスティアニーニ(エスポンソラマ)が速さを発揮し、序盤から1分31秒876をマーク。暫定トップとなった。
今回が復帰戦となるフランコ・モルビデリ(ヤマハ)やマルケス、中上らが1分32秒台で続き、セッションは後半へ入っていった。
なおセッション折り返しを迎える頃、地元戦のバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)が転倒を喫してしまった。ロッシに怪我はなく、セッション後半はスペアマシンでアタックに向かった。
Q1後半のアタックではまず、中上が2番手に浮上。しかしマルケスに上回られてしまい、Q2進出圏内からは、はじき出されてしまった。中上は連続でアタックを行なうと、セクター2まで全体最速ペースをマーク。しかしターン10で転倒してしまい、タイム更新はならず。残り時間も少なく、最終的に3番手でQ2進出はならなかった。
その後もアタックは続いたが、Q2進出圏内のトップ2に食い込むライダーは現れず。バスティアニーニとマルケスの2名がQ2へと進んだ。
ただバスティアニーニはピットへ戻ろうとするインラップ中に転倒。低速だったため大事にはならなかったが、続くQ2への影響が心配された。
続くQ2は、最初のアタックでアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分31秒937をマークして暫定トップに。しかしマルケスやバニャイヤ、ホルヘ・マルティン(プラマック)と次々と31秒台のタイムを刻むライダーが現れ、さらにファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が1分31秒367までタイムを縮めて、トップの座が入れ替わった。
Q2後半のアタックでは、マルケスがターン10で転倒。またエスパルガロもターン5で続けて転倒してしまった。
コース上では彼ら以外のライダーのアタックが続いており、バニャイヤが最速ペースをマーク。彼がホームストレートに戻ってくると、1分31秒065をマークしてトップへ浮上した。これは2020年にビニャーレスが記録したコースレコードを更新するタイムだった。
既に残りはワンアタックできるかどうかという時間帯だったが、ここでクアルタラロも転倒。大きくタイムを更新するライダーが出ないまま、セッション終了を迎えた。
ポールポジションを獲得したのはバニャイヤ。これで今季3度目のPPとなった。2番手はチームメイトのジャック・ミラーで、ドゥカティによる予選ワンツーとなった。3番手はクアルタラロだ。
Q2への直接進出だったビニャーレスは、最終的に10番手タイム。チームメイトのエスパルガロは8番手だった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?