マルク・マルケスは2024年からグレシーニへ移籍し、ドゥカティ陣営の一員となった。彼はドゥカティ陣営加入にあたって、上層部から陣営加入を望まれていなかったとは感じたことはなかったと話している。
2013年にホンダでMotoGPクラスへデビューしたマルケスは、2023年末でチームを離脱し、ドゥカティ陣営のサテライトチーム、グレシーニへと加入することになった。
■ドゥカティMotoGP、チアバッティ離脱は影響大? マルケス加入に揺れる陣営はダッリーニャに権力一本化か
2023年シーズン終了後に行なわれたバレンシアテストでは、ドゥカティマシンの初乗りで総合4番手タイムを記録。大きな話題となった。
ただマルケスのドゥカティ陣営加入については、そのテストに先立つタイミングでドゥカティのゼネラルマネージャーであるジジ・ダッリーニャが「ドゥカティの立場としては、マルケスを望んでいない」と発言していた。
繁栄、それとも混乱か……結果的にマルケスがテストで速さを示したことで、彼がドゥカティにもたらす“何か”が大きな関心を集めることになった。ただ、ドゥカティがマルケスを厄介な存在だと認識している可能性があるのかは気になる要素だ。
しかしマルケス本人からすると、ドゥカティ上層部が自分を望んでいないと感じたことは無いようだ。1月10日にスペインで取材に応えたマルケスは次のように語った。
「僕はそういったモノを感じたことは一度もないよ。もしそうだったら、僕もこのステップを踏み出していなかった」
「愛されていないと感じるブランドには行かないだろう」
「僕は(ニュースの)見出しは避けるようにしているんだ。そしてグレシーニからはとてもしっかりとしたサポートを受けているし、僕にたくさんの時間を割いてくれている。だから僕は一歩を踏み出したんだ」
なお前述のダッリーニャの発言があったものの、前スポーティングディレクターのパオロ・チアバッティからはマルケスが2025年のファクトリーチーム候補の「有力なひとりだ」というコメントも出るなど、ドゥカティ側からは期待も寄せられている。
2024年にマルケスがドゥカティでどんな走りを見せるのか、それが非常に大きな注目ポイントのひとつになっているのは間違いない。そしてマルケスは、新シーズンに向けてそうした大きな期待がかかっていることを認めつつ、鍵となるのはそういったプレッシャーから逃れることだと語った。
「期待は今から凄く高まっているよね」
「それで今年の僕の仕事のひとつが、アレックス(マルケス/チームメイト)も含めて、そうした全ての期待から逃れることだ」
「期待は大きくなっているけど、これまでと同じかそれ以上に難しいものになる。僕は全力を尽くすつもりだけど、シーズンが始まる前から期待することはできない」
「バイクが優れていれば、ライダーはより楽に適応できる。でも速さにおいて最も不確定な要素は一貫性なんだ」
「僕は特定のサーキットでは速く走れると思う。でも、全てのサーキットで一貫して速さを発揮できるかは分からない。フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)やホルヘ・マルティン(プラマック)と、一貫性の無いライダーとの違いはそこだ」
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みんなのコメント
今シーズンは開幕前から既に盛り上がっている。
タイヤやマシン、政治的な悪さをされないで欲しいものだ。