■「タイプR」に続く新型スポーツハッチバック
2024年1月12日から3日間にわたって開催された、クルマの祭典「東京オートサロン2024」。
【画像】えっ…!? これが”50年ぶり復活”のホンダ「シビックRS」ですぞ!
そこでホンダからサプライズ発表となったのが、現行型「シビック」のRSモデルです。発売は今年秋と発表され、一部ベールを脱いだその進化っぷりが、さまざまな反響を呼んでいます。
シビックは、1972年7月に初代モデルが登場。世界的に大ヒットしましたが、1974年にはスポーティモデルとして「RS」を冠した「1200RS」が設定されます。この新モデルはシビックにとって、スポーティモデルの元祖となりました。
その後、RSという名称は姿を消しますが、1983年発表の3代目で「Si」、1987年発表の4代目でDOHC VTECエンジンを搭載した「SiR」、6代目ではサーキット走行も視野に入れた「タイプR」が登場し、徐々に進化しながらシビックのスポーティモデルは継承されてきました。
そして今回、50年ぶりに「RS」の名前を冠したハッチバックモデルのシビックが登場したことになります。さらにタイプR以外のスポーツグレード再設定ということで、ファンも感涙のこの復活劇ですが、いったいどんなクルマとなるのでしょうか。
シビックの現行モデルは2021年に誕生した11代目で、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げることで、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持ち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマが目指されています。
ボディサイズは、全長4530mm×全幅1800mm×全高1415mmです。日本で販売されるシビックのボディタイプは5ドアハッチバックのみですが、タイやアメリカなど一部の海外市場では4ドアセダンも展開されています。
そんななか、今回発表された「RS」は、トランスミッションに6速MTが設定され、大型化されたブレーキが特徴となることが分かっています。エクステリアでは、専用形状のフロントバンパーなど、エアロパーツが変更されよりスポーティな印象になっているほか、各所にRSのバッジが配されます。
東京オートサロンでの「RS」世界初公開をうけ、ネット上のコメントでは
「良いですね!久々にホンダらしさを感じます。」
「こういう外の景色を楽しみながら運転が出来る所謂肩の力が抜けたスポーツモデルこそ、現在のユーザーは望んでいると思えてきます」
「タイプRをかれこれ2年近く待っていますが何となくこっちで良かったような?」
「MT専用いいですね。魅力的なMTが増えれば乗り手も増える」
「久しぶりに良い感じのニュース」
「ちょっと興味ある。実物見たい」
など、詳細発表にむけて期待する声が多数上がっています。
シビックRSの発売は2024年秋の予定。まずは詳細仕様の発表まで、期待が膨らむばかりです。
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