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新型シボレー コルベット、米『モータートレンド』誌のイヤーカーに輝く

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新型シボレー コルベット、米『モータートレンド』誌のイヤーカーに輝く

Chevrolet Corvette Stingray 2020

シボレー コルベット スティングレイ 2020年モデル

新型シボレー コルベット、米『モータートレンド』誌のイヤーカーに輝く

C8コルベットが米名門自動車雑誌が選ぶ「今年の1台」に

シボレーは、2019年11月18日に新型コルベットが米自動車雑誌『モータートレンド』が選ぶ今年の1台、「2020 カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたと発表した。同賞をコルベットが受賞するのは、歴代モデル中で3度目となる。

『モータートレンド』のカー・オブ・ザ・イヤーに過去選ばれたコルベットは、1984年のC4と1998年のC5。そして今回、史上初のミッドシップ・コルベットとして生まれ変わったC8で3度目の栄光に輝いた。

ミッドシップ・レイアウトという難題に挑む

授賞式は『モータートレンド』が本社を置くカリフォルニア州ロサンゼルスのエルセガンドで実施。コルベットのエグゼクティブ チーフ エンジニアのタッジ・ユクターと、GMグローバル デザインのバイス プレジデントを務めるマイケル・シムコーが出席した。

ユクターは語る。「数々の素晴らしいモデルが出揃う中で、モータートレンドからこのような賞をいただけたことは我々コルベット・チームにとって大変な名誉です。史上初のミッドシップ・コルベットの完成にこぎつけるまで、デザインと開発チームは何年にもわたり汗を流し続けてきました。我々の“ハードワーク”が第三者の目に認められたことで、すべてが報われたような気持ちです」

史上最強・史上最速のコルベットへ進化

8代目となる新型コルベットは、66年の歴史で初めてのミッドシップ・レイアウトを採用。高性能モデルを除けば、間違いなく史上最速・史上最強の1台となった。「Z51 パフォーマンス パッケージ」装着車の場合、0-60mph加速はわずか2.9秒。ちなみに「Z51パフォーマン スパッケージ」はさらなる高性能化を望む顧客に向けたオプションで、マニュアルで調整できるパフォーマンス・サスペンションや専用のエキゾースト・システムを装着するとともに、エンジン/ブレーキの冷却効率も高められる。

新型コルベットが搭載するのは、495hp&637Nmを発生する6.2リッターのV型8気筒OHV「LT2」。現行V8の中では唯一の自然吸気ユニットとなる。低く搭載されたV8は車両の低重心化にも貢献している。また、やはりコルベットとしては初となるドライサンプ方式を採用。組み合わされるトランスミッションはTREMEC製8速DCTだ。

「信じられない価格」を実現

『モータートレンド』のエドワード・ロー編集長は説明する。

「我々は長い間、ミッドシップ・コルベットの登場を待ち望んできました。しかしその過大なまでの期待は叶えられることがないだろうとも考えていた。しかし、新型C8コルベットは、『モータートレンド』の2020 カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるべき要素を凝縮したような1台として登場したのです。素晴らしいデザインに世界屈指のパフォーマンス、ミッドシップのレイアウトを採りながら、かつグランドツーリングにもふさわしい使い勝手や快適性もある。そして何より、ほとんど信じられないくらいの価格帯を実現しているのですから。我々が2020年の1台として選んだシボレー コルベットは、スーパーカーの民主化を実現するでしょう」

新型コルベットの生産は2020年2月にスタートする。アッセンブリーを行うのは、ケンタッキー州ボーリンググリーン工場。実用的かつ手頃であることを身上としてきたコルベットの価値を継承するべく、5万9995ドル(約656万円)からという異例のプライスタグを掲げている。

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みんなのコメント

8件
  • このプライスで日本で発売してくれれば結構売れると思います。
    イタリア製スーパーカーやイギリス製スーパーカーよりも圧倒的に低価格。
    NSXやGT-Rよりも全然ありでしょう。
  • 特別アメ車好きではないが私の中でコルベットは特別で常に注目してきました。ミドシップになった新型コルベット、受け入れ難いファンも多いでしょうが素直にカッコよくて華もある。個人的には無理して買ってもいいかな、とすら思っている。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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