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【IPF直撃取材】LEDヘッドライトバルブ集中講座01! 交換のメリットと注意点

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【IPF直撃取材】LEDヘッドライトバルブ集中講座01! 交換のメリットと注意点

LEDヘッドライトバルブ交換!

明るいクルマ計画

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今ならLED!!白く明るくオシャレなヘッドライトを手軽に手に入れよう♪

続々と発売される新型車にこぞって採用されているLEDヘッドライトは、定番のハロゲンや、抜群の明るさで知られるHIDに変わる第三の光として注目されている、いまもっともホットな光源だ。ひと昔前なら、LEDヘッドライトといえば純正の専売特許。ボワーンとした曖昧さの残るアンバーな光となるハロゲン車にとって、シャキッと明るい蒼白な光のLEDは憧れの的。できれば俺も! というオーナーはかなり多いのではないだろうか。

そんなLEDヘッドライトが純正で登場してから、この10年で灯体技術は劇的に進化した。ハロゲンをLEDに変える、いわゆるコンバージョンバルブが、ハロゲン用の高効率バルブに取って代わる存在になりつつあるほど、人気はウナギ登りな状態。深い知識なく、ラフにヘッドライトのLED化を楽しめる時代が、いままさに本格到来中ってカンジなのだ。

LEDには、ハロゲンやHIDよりも優れた魅力を数多く有す一方で、注意すべき点もありといろいろな性格を持つ光源。今回の企画では、LEDの長短所をおさらいしつつ、適合の見分け方や必ず確認が必要な型式、さらに車検のことなど、気になることを業界の人気ブランド、IPFに直撃取材。ヘッドライトをLED化する際に知っておきたいベーシックな情報を中心に、判りやすくレクチャーします!

LEDに変える理由はコレ!

メリット

省電力
ハロゲンが60W程度に比べ、HIDは35W程度、LEDなら24W程度とかなりの省電力。

長寿命
ハロゲン→300~500時間、HID→3000時間、LED→30000時間と圧倒的。

ハイレスポンス
ハロゲン→フィラメントに熱が回りきる数十秒、HID→安定まで3~5分とタイムラグがあるのに対し、LED→ONと同時に100%!

白色
LEDは単波長といわれる光を使っているので、ハロゲンやHIDよりも同じケルビンでも白く見えやすい。

照射比較
2400K IPF LED商品

照射比較
6500K IPF LED商品

照射比較
純正ハロゲン

デメリット

価格
ハロゲン→3000~5000円、HID→5万円、LED→3万円と比較的高め。

熱対策
LEDバルブはハロゲンなどに比べ、ヘッドよりも回路に熱を持つのでそれの冷却が大切。

ヘッドライトの雪
寒冷地などでは、熱を正面に発するハロゲンはヘッドライトに雪が付きにくいが、LEDはヘッド自体はあまり熱くならないため、ヘッドライトに雪が積もりやすい。

大きなバルブ本体
ハロゲンバルブに比べ、かなり大きめのボディになるLEDバルブ。そのため純正バルブとの交換だけとはいえ、ヘッドライト後方にスペースが無いと取り付けできない!?なんてこともあるので注意。

配光処理
LEDの光は広がりにくいため、車検はもちろん視認性を確保するためのヘッドライトの配光処理が難しい。

LEDバルブ選びの豆知識!

ケルビン(K)とは

ケルビン数とは、熱力学温度の単位で国際的に定められた単位。ケルビンは色温度の単位としても使われ、LEDやHIDなどに使用されているケルビン数は色温度になる。数字が大きいほど青く、小さいほど赤くなる。5000~6000あたりが白としてよく使われる。

ルーメン(lm)とは

「ルーメン(lm)」とは、簡単に言うと光の量の単位。LEDバルブでいうとLEDチップが発する光の強さで、数値が多いほど明るくなる。ハロゲンなどはワット数(W)で表現していたが、LEDは省電力なのでワット数で表すには適さず。代わりにルーメンで表示している。

カンデラ(cd)とは

光源自体の光の量であるルーメンとは違い、カンデラとはその光源から特定の方向へ放射される光の明るさ。つまりヘッドライトから前方へと放射される光の強さのこと。

ワット数(W)とは

ハロゲンやHIDの光量を選ぶときに目安にしていたワット(W)、実は「消費電力」のこと。今までは目安として間違っていたわけではないが、省電力のLEDの光量を表すにはちょっと不向き。ということで、LEDバルブについてはルーメンを使っている。

LEDヘッドライトバルブ部分名称

LEDヘッドバルブの名称をチェック!次のページからの車検などの話に出てくるので覚えておこう。

アルミボディ
口金
基板
LEDチップ
ヒートシンク(ドライバーユニット)

ヘッドライト後方にスペースの無い車種用には、ドライバーユニット別体型で対応している場合もある。

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