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アストンマーチンF1、アラムコとのパートナーシップ延長を発表。ホンダPU使用の2026年を超え、2028年まで「先進燃料など、いくつかの取り組みで協力」

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アストンマーチンF1、アラムコとのパートナーシップ延長を発表。ホンダPU使用の2026年を超え、2028年まで「先進燃料など、いくつかの取り組みで協力」

 アストンマーチンF1チームは、アラムコとのパートナーシップを2028年まで延長することを発表。2024年からは、チーム名称がアストンマーチン・アラムコ・フォーミュラ1・チームとなる。同チームは2026年からホンダのワークス・パワーユニット(PU)を使うことになるが、その際にもアラムコの先進的な燃料と潤滑油が提供される。

 レーシングポイントを引き継ぐ形で、2021年からF1への参戦をスタートさせたアストンマーチン。その2年目にあたる2022年から、コグニザントと共にタイトルスポンサーに加わったのが、サウジアラビアの石油企業であるアラムコである。

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 そのアラムコとの契約が2028年まで延長されることになった。アストンマーチンは新レギュレーションが施行される2026年から、ホンダのワークスPUを使うことになっているが、このホンダPUで使う持続可能燃料も、アラムコ製となることが決まった格好だ。

 また、2024年からはアラムコが単独でチームのタイトルスポンサーを務めることになるという。

「アストンマーチン・アラムコ・フォーミュラ1・チームの独占タイトルパートナーになれることを嬉しく思う」

 アラムコの人事・コーポレートサービス部門のエクゼクティブ・ヴァイスプレジデントのナビール・A・アル-ジャマはそうコメントを寄せた。

「2022年にこのチームと提携して以来、我々はチームが大きく前進するのを目の当たりにしてきた。今シーズンは8回の表彰台を含む、特別な瞬間を祝ってきた。アストンマーチン・アラムコ・フォーミュラ1・チームの未来は明るく、今日のニュースは、アラムコのアストンマーチンに対する長期的な取り組みを再確認するものだ。アラムコの専門知識とテクノロジーは、特に先進的な燃料と潤滑油の開発において、高度なマシンパフォーマンスに貢献することができる」

 アストンマーチンF1のエクゼクティブ・チェアマンであるローレンス・ストロールも、今回の発表に際し、次のようにコメントした。

「我々はアラムコとの成功したパートナーシップを継続し、強化できることを非常に誇りに思っている」

 そうストロールは語る。

「我々はすでに重要な戦略的関係を築いており、今後5年間にわたるタイトルパートナーとしての彼らのサポートは、我々が共有する野心を明確に示している」

「2022年以来、彼らはアストンマーチンのF1における旅において重要な役割を果たしており、彼らの貢献は今後数年でさらに重要なモノとなるだろう」

「我々は、ホンダのワークスPUを使い始める2026年に向けた先進燃料の開発を含む、いくつかの重要な取り組みにおいて協力していく」

「アラムコの専門知識と製品は、我々のコース上のパフォーマンスに大きく貢献し、我々の組織の他の多くの部分、特に新しいAMRテクノロジーのキャンパスに大きな価値をもたらしてくれることになるだろう」

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