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マイチェンで2000カ所以上の改良で見た目も中身も激変!! メルセデスの中核モデルEクラス(W212型)日本導入プレイバック【10年前の再録記事プレイバック】

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マイチェンで2000カ所以上の改良で見た目も中身も激変!! メルセデスの中核モデルEクラス(W212型)日本導入プレイバック【10年前の再録記事プレイバック】

 メルセデスを代表する中核モデルのEクラスは、全世界で1200万台以上、日本でも22万台を販売している人気モデルで、プレミアムセダン/ワゴンのベンチマークでもある。2013年5月、そのメルセデスベンツ 4代目Eクラスが刷新された。日本導入の様子をプレイバックする。(本稿は「ベストカー」2013年6月26日号に掲載した記事の再録版となります)

文:編集部

マイチェンで2000カ所以上の改良で見た目も中身も激変!! メルセデスの中核モデルEクラス(W212型)日本導入プレイバック【10年前の再録記事プレイバック】

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■エクステリアデザインとボディサイズ

フロントマスクは旧型からガラリと変わっているが、2灯ながらEクラスのトレードマークでもある4灯ヘッドライトをLEDでうまくデザイン

 今回の刷新は位置づけとしてはビッグマイナーチェンジなのだが、デザイン・安全性・ドライビング性能を大幅に進化させ、従来モデルに対して2000カ所以上、つまりフルモデルチェンジに匹敵するほどの改良が施されている。

 新しいエクステリアデザインの最大の特徴はLEDハイパフォーマンスヘッドライトの採用で、Eクラスのアイデンティティともいえる4灯のヘッドライトを彷彿とさせるデザイン処理がされていてカッコいい。

 そして中央に大型のスリーポインテッドスターを配し、SLS風のフロントマスクに仕上げることでスポーティ感を演出。

 リアではLEDのリアコンビが躍動感を好演出。

 ボディサイズはセダンが全長4880×全幅1855×全高1455mm、ワゴンが全長4910×全幅1855×全高1515mmと堂々たるサイズ。日本車でいえば、レクサスGSとほぼ同サイズ。

ヘッドライド

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■インテリア

 シートのレザーやスイッチ類、インテリアトリムなどに使われているシャドーシルバーなどなど、素材へのこだわりはハンパなく、その上質感は非常に満足感が高い。

新型Eクラスのインテリアは上質感とスポーティ感が同居。シートに使われているレザー、スイッチ類、トリム類などに使われているシャドーシルバーなど素材にこだわっている

ダッシュボードやドアパネルには上質なシボが施されている

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■パワートレイン

 新型Eクラスの目玉は、世界初の成層燃焼リーンバーンとターボ、排ガス循環装置を組み合わせた新開発の2L、直4ターボで、211ps/35.7kgmと環境適合エンジンながらかなりのハイスペック。セダン、ワゴンともに搭載され、JC08モード燃費は15.5km/L!

 エコカー減税により自動車税、自動車取得税が免税となる。

 そして3,5L、V6+モーターのハイブリッドを追加(Eクラスワゴンの人気から考えるとセダンのみというのはちょっと残念)。これはメルセデスの第2世代ハイブリッドで、燃費性能も大きく向上している。

 さらに、パワー/トルクが大幅アップしている3.5L、V6、クリーンディーゼルもラインアップ。ダウンサイジングターボ、ハイブリッド、ディーゼルとフルラインナップしている。

 しかし、驚くのはまだ早い。モンスターエンジンも健在で、4.7L、V8ツインターボ、5.5L、V8ツインターボもあり、合計6種類エンジン(スペックは8種類)をラインアップするから恐れ入る。

2L、直4ターボは世界初、成層燃焼リーンバーン+ターボで、環境性能と動力性能を両立!

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■グレード

 多様化するユーザーのニーズに合わせ、6モデルを追加して、セダン、ワゴンで合計21モデルをラインアップ。

 AMGモデルラインアップの拡充が顕著で、従来のAMGパフォーマンスパッケージをしのぐ圧倒的な動力性能を実現させたSモデルを新設定。

 メルセデスが世界最速セダンと豪語するE63AMG S 4MATICは新開発のパフォーマンス志向の4WD、AMG 4MATICを搭載。

エンジンラインナップ ※JC08モード燃費は上段がセダン、下段がステーションワゴン

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■安全装備

 新型Eクラスには新型Sクラスに搭載されている次世代システムの多くを先行採用していて、安全運転支援システムの『レーダーセーフティパッケージ』をさらに進化させ、完全停止もする優れもので、E250セダン&ワゴンは19万円のオプションで、それ以外のモデルには標準装備される。

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■価格

 庶民には無縁の高額なセダンではあるが、2000カ所以上もの改良を施しながらも価格は据え置きというのは立派。

 円安が続いても当面値上げの予定はないとのことだが、来年4月からは消費税が8%にアップするので、Eクラスを買うなら今のうちがベスト!

新型メルセデスベンツEクラス 価格

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■新型メルセデスベンツEクラス(E250ステーションワゴン)主要諸元

・全長:4910mm
・全幅:1855mm
・全高:1515mm
・ホイールベース:2875mm
・エンジン形式:直4DOHCターボ
・総排気量:1991cc
・最高出力:211ps/5500rpm
・最大トルク:35.7kgm/1200~4000rpm
・JC08モード燃費:15.5km/L
・エコカー減税:免税
・価格:630万円

【画像ギャラリー】改良箇所は2000カ所以上&エンジンは6種類をラインナップ!!! メルセデスの中核モデルEクラス日本導入プレイバック(12枚)

■新型メルセデスベンツEクラス(E400ハイブリッドアバンギャルド)主要諸元

・全長:4880mm
・全幅:1855mm
・全高:1455mm
・ホイールベース:2875mm
・エンジン形式:V6DOHC+モーター
・総排気量:3497cc
・最高出力:306ps/6500rpm 27ps(モーター)
・最大トルク:37.7kgm/3500~5250rpm 25.5kgm(モーター)1200~4000rpm
・JC08モード燃費:15.2km/L
・エコカー減税:免税
・価格:890万円

(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)

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みんなのコメント

3件
  • **********
    今のCクラスより安い…たった10年でえらい違いだ…。
  • suk********
    これの前の型のデザインが素晴らしすぎた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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