スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2022年シーズン第3戦エストリル決勝レースが5月21日から22日にかけてエストリル・サーキットで開催されました。
エストリル大会ではレース1(21周)で2戦を終えポイントランキングトップのアルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati)が優勝。2位に0.126秒差でトプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)、3位に4.835秒差でジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が入賞しました。
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22日に行われたスーパーポールレース(10周)ではJ・レイ選手が優勝。2位に0.174秒差でT・ラズガットリオグル選手、3位に4.925秒差でA・バウティスタ選手が入賞しています。
また、レース2(21周)ではスーパーポールに続きはJ・レイ選手が勝利。2位は0.194秒差でA・バウティスタ選手、3位に4.350秒差でT・ラズガットリオグル選手が入賞しました。
今回のレースを終え、ライダーズランキングトップ3のA・バウティスタ選手、J・レイ選手、T・ラズガットリオグル選手は次のように話します。
■アルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati) 161ポイント
「2つのレースがうまくいったので、ポジティブな週末になりました。正直に言うと、スーパーポールではトラブルがありましたが、小雨が降っていたため、サーキットコンディションは非常に難しかったです。
レース2では、レイ選手とのバトルがとてもエキサイティングでした。最終ラップでは、最初のアタックにうまく対応できましたが、最終コーナーでは限界に近いと感じたので、2位は貴重な結果だと思っています」。
■ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)144ポイント
「スーパーポールレースは、本当にちょっとした贈り物でした。トプラク選手はシケインの奥でバックブレーキを多用したため、フロントに負担がかかってしまったのでしょう。彼はフロントを失い、僕はただ自分のラインをキープしました。最後の長い右コーナーでリードしたかったですし、それが実現しました。
レース2では小さなミスがありましたが、最終ラップにはかなり強くなっていて、すべてを挽回することができました。最終ラップでは、最終コーナーからストレートにかけてのトラクションがとても良くて、最初のほうはスリップストリームを使いながら、『とにかくブレーキをかけろ、ミスするな』と自分に言い聞かせました。最終ラップが思い通りになると本当にうれしいです。
■トプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)109ポイント
「僕にとってはとても良い週末でした。なぜなら、僕たちはとても強く、上位で戦うことができたからです。レース2も優勝を狙って、最初の10周は終盤のためにタイヤを温存しようと、ジョニー(レイ選手)を抜かずについていくことにしました。しかし10周を過ぎたあたりからリアタイヤのフィーリングがおかしくなり、特に最終コーナーで大きくスライドするようになりました。でもとにかく、3位でポイントを獲得できたのは良かったです。
今週末はベストを尽くし、スーパーポール・レースで優勝できるところまで行きましたが、時には運も必要です。特に昨日のレース1では、最後にアルバロに抜かれてしまったし、スーパーポールでも最終ラップで小さなミスをおかしてしまい、転倒しそうになってしまいました。チェッカーフラッグが見えてから、もう一度パスして1位になろうとしたましが、なかなかうまくいきませんでした。優勝できなかったのは残念ですが、気分はいいです」。
※ ※ ※ 2022年SBK第4戦エミリア・ロマーニャは6月10日から12日にかけてミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催予定です。
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