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Uターン苦手なバイク初心者も大歓迎! ライディングを基礎から学ぶ「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!

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Uターン苦手なバイク初心者も大歓迎! ライディングを基礎から学ぶ「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!

ライディングを基礎から学ベる「ヤマハ バイクレッスン」

 こんにちは!北向珠夕です!

【画像】ヤマハが主催する「ヤマハ バイクレッスン」の画像を見る(15枚)

 今回はヤマハのYRA(ヤマハライディングアカデミー)が初心者向けに主催する「ヤマハ バイクレッスン」に参加してみました!

「ヤマハ バイクレッスン」は、バイクを安全に楽しむためのスキルを学ぶライディングスクール。初心者やリターンライダーなどを対象に、YRAが全国各地で開催しているプログラムで、オンロードクラスとオフロードクラスがあります。

 YRAで車両を用意してもらえる貸し出しのレッスンと、自分の車両で学べる持ち込みレッスンがあり、自分にあったカリキュラムが選べるのが特徴です。

 私が参加するのはオンロードの車両貸し出しのレッスンで、レッスン&ツーリングコース。会場内でレッスン終了後に、公道に出てショートツーリングを行います。

 バイクはヤマハのトリッカーです! 今はもう生産終了しているとのことで、乗れるだけでも貴重です。さらにレッスンを受けられるというので気持ちが引き締まります!

基礎と実践を習得できるレッスン&ツーリングコース

 今回は東京あきる野市にある東京サマーランド第2駐車場で開催されたレッスンに参加。まだ春なのに夏間近のような快晴と気温で最高のバイク日和でした!

 オンロードのレッスンを受けるのは初めてなので、自分がどんな運転を普段しているのか、プロの方々に見ていただけるのがとても楽しみ。前回、オフロードクラスを受けた時にもいらっしゃったインストラクターさんもいて、成長を見てもらうぞー! と、やる気まんまんです!!

 朝一番で受付を済ませると、プロテクターを装備して準備を整えます。みなさん初めましての方々ばかりで、ちょっと緊張した雰囲気。始まるかなり前から準備万端の方もいて、ものすごい気合いの入り具合を感じました!

 開講式ではインストラクターさんの紹介から始まって、一人一人、丁寧に挨拶をしてくれました。みなさん姿勢がビシッとしていて頼もしい感じ。特に女性のインストラクターの伊集院さんが、私と同じくらい背が高くて(身長170cm)、キリッとしていて、とてもカッコよくてホレてしまいそうでした(笑)。

 それから一緒に受講するクラスメートの自己紹介です。それぞれのバイク歴や免許歴をお話ししてくれました。2ヶ月前に免許を取ったばかりの方、昔免許を取ったけど、その後バイクになかなか乗る機会がなくて、久しぶりにバイクに乗る方…などなど、様々なバイク歴の方が参加していました。女性ライダーは私を含めて4人です。

 私もバイク歴と普段乗っている愛車を紹介しました。ちなみに車種はヤマハのアメリカンクルーザー、ドラッグスター250です。そして「運転がもっと上手くなりたくて参加しました!」と宣言しました!!

 みなさん共通して「もっと運転が上手くなりたい」や「基礎を改めて学びたい」など、バイクに対しての気合と向上心を感じました。何よりもみんなバイクが好きなんだな~と実感して、私も一緒に頑張れそうだな! と、思いました。

まずはポジションチェック! 意外と悪いクセがついてました

 いよいよレッスンスタート! 教習車両のトリッカーは、乗り方を選ばない軽量でコンパクトな250ccモデルで、軽快な走行性、気軽に乗りこなせる扱いやすさを追求しています。まさにレッスンにピッタリ!!

 以前体験したオフロードクラスではセローに乗らせて頂きましたが、トリッカーのパッとみ見の印象はセローとカタチが似ているなと思いました!

 またがってみると、サスペンションがよく効いていて、結構沈んでくれたので、足つきもまったく心配ありません。

 その後、またがったままで足つきやウインカーの位置などを確認していたら、伊集院インストラクターに声をかけられて、「停車中に両足ついて待っているのがクセになってますね。基礎は左足を必ずフットブレーキにかけるんですよ!」と言われました。

「うわ…確かに…。教習所ではそう習ってたはずなのに…」と自分でもビックリしました。気づかないうちに悪いクセがついてしまっているんだなと。走る前からこの調子で大丈夫かな? と、心配になりました…。

「普段、アメリカンバイクに乗ってると、足をベタ着きにするのが当たり前になっていると思いますが、こういう機会にまたクセづけしていきましょう!」と、明るく声をかけていただいて、せっかくの機会だからこんなところでイジけずに頑張ろうと思いました!

 トリッカーのライディングポジションは、基本的にシートの前の方に座るのがよいそうで、腕のポジションがとても楽になりました。普段、アメリカンバイクに乗っている時はゆったり後ろに体重をかけていたので、これまた新鮮な感覚でした。

基礎中の基礎、ブレーキングから学びます!

 まずは発進。ゆっくり走ってインストラクターさんの立っているところですぐに停止するという、教習所でも一番最初に習う練習からはじまりました。

 最初はトリッカーのクラッチが繋がる場所を探すのに苦戦しました。ドラッグスターに慣れすぎていて、左手がドラッグスターの動きしかできなくなっているんだな…と感じました。

 それこそ教習所に入りたてのような感覚で、さらに緊張感が増して気持ちが引き締まりました。何度も練習しているうちに慣れてきて、発進はスムーズにできるようになりました。

 停止する時は、いつもより前に詰めてシートに座っているからか足元の窮屈さがなかなか体に慣れず、スムーズな停止というより、ビタっと止まるような少々危なっかしい停止をしてしまいました…。

 ポジションを少し後ろにしてゆとりを持たせると、かなりスムーズに止められたので、何度も同じことを反復練習することの大切さを改めて感じました!

 次に、インストラクターさんを先頭にみんなでコースをぐるぐると回る完熟走行をします。インストラクターさんだけではなく、受講者の皆さんの走っている姿が客観的に見れて勉強になりました。また、10人以上のバイクと一緒に走る機会はそうそうないので面白かったです。

 完熟走行は基本的に止まることなどはなく、ぐるぐると同じコースを走るので楽しかった! 走っているうちに運転とバイクにも慣れ始めて、前後の人と感覚を空けながらゆっくり走りました。直線のコースでは少しスピードを出してみたり、自分のバイクとの違いも感じながら走ることができました。

 最初に学んだゆっくりのスピードで走って止まるという練習は、インストレクターさんからもホメられて、「おー成長したなー」と自画自賛していたのですが、次にやった急制動では、後輪を少し滑らせてしまいました…。

 インストラクターさんからは、「フットブレーキを勢いよく踏みすぎている」とアドバイスを受けました。ちゃんと止まらないと、という意識を強くしすぎたのか無意識に強く踏んでしまっていたみたいです…。

 クラッチを握るのをギリギリまで我慢して、ゆったりと余裕を持って止まる、という初歩的な動作を改めて教えて頂いたので、意識するようにしてからは少しずつ改善しました。

 それからカーブです。ポイントはカーブ前にしっかり減速すること! インストラクターさんが各カーブの近くに立って声をかけてくれるので、意識し忘れることなく、余裕を持って曲がることができました。

 うまくできると、「16番さん、よいカーブです!」と声をかけてくれます。

 さっきのブレーキ練習で少し落ち込んだ心が、その言葉を聞くたびに「やったー! がんばろー!」と思えるので、常に近くで声をかけてもらえるのがすごく嬉しかったです。

一番苦手なUターンをしっかり学び直しました!!

 続いて、Uターンです…。いっちばん苦手なUターン…。

 普段、公道を走行していて、ナビがUターンの指示を出してもどんなに遠回りになってもよいからUターンしなくても目的地に辿り着けるルートを探してしまうほど苦手です…。

 今回はパイロンを置いて、はみ出ないようにぐるっと回るようにUターンをする練習でした。

 正直、この練習は心が折れそうでした。何回やっても上手くできなくて、周りの受講者さん達は上手くできているのに、なんで上手くできないんだ…と悔しかったです。

 担当のインストラクターさんが根気強く、あの手この手を使って上手くできるようにアドバイスをしてくれました。

 うまくできなかった原因は、半クラッチの位置で手を維持することが何度やっても思うようにできなかったことだと思います。

 インストラクターさんからも「上半身がガチガチに固まっちゃっているから、もっと力抜いて~」とアドバイスをいただきました。苦手意識が強すぎて、必要以上に力が入ってしまうんですね…。

 何度もパイロンを倒したり踏んづける度に落ち込みました…。

 でも、これは練習するしかない! と何度も何度も練習しているうちに、だんだんとクラッチの握る力加減や、インストラクターさんのアドバイスをしっかり実践できるような余裕が生まれてきました。

 決して上手なUターンとは言えないですが、少しは上達することができました!

 インストラクターさんはそれぞれの得意不得意に対して、受講者のペースに合わせて教えてくださるので、それがとても心強かったです。

 「上手にできなくてもいいんだ、ここは失敗できる場所だ!」と思える雰囲気なのがありがたかったです。

 午前中のカリキュラムの最後は、教わったことをすべて詰め込んだ総合走行。朝一番よりは体の力も抜けてきてリラックスして走れました。最初はできていなかったUターンも、この総合走行ではサラッとクリアできたり…と、午前の復習をしつつ、上達を感じられました。

 それぞれの練習で、インストラクターさんに教わったことを1人で頭の中で思い出しながら、アウトプットできる大切な時間でした。この時間があるのとないのとでは上達度がまたかなり違うだろうなと思いました。

 こうしてお待ちかねのお昼休憩(笑)。ボリューム満点な唐揚げが4つも入ったお弁当! バイクに乗ると不思議といつも以上にお腹が空いてしまって、高カロリーなものを求めてしまう私にとっては最高のお弁当でした! 美味しくてあっという間に完食してしまいました(笑)。

 あらためて振り返ってみると、自分が今まで当たり前に正解だと思っていた運転が、いつの間にか基礎から外れてしまって、間違った認識をしてしまっていたことに気づきました。客観的に自分の運転を見てもらえることは本当に少ないので、ありがたい機会だなと思いました。

 レッスンを受ける前は「自分もそろそろバイクに慣れてきた頃合いだし、大丈夫だろう…」と思っていましたが、全然そんなことなくて、インストラクターさんの的確なアドバイスのおかげで初心に戻ることができました。午後は公道ツーリングがあるので、午後も楽しみです!

■YAMAHA トリッカー XG250(2018年)

全長×全幅×全高:1,980 × 800 × 1,145 mm軸距:1,330mmシート高:810mm車両重量:127kgエンジンタイプ:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒総排気量:249cc内径×行程:74.0×58.0mm圧縮比:9.7:1最高出力:14kW(20PS)/7,500rpm最大トルク:20N・m(2.1kgf・m)/6,000rpm燃料タンク容量:7.0 Lタイヤ:前 80/100-19M/C 49P、後 120/90-16M/C 63P(前後チューブタイプ)ブレーキ形式:前後 油圧式シングルディスク懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアーム(リンク式)フレーム形式:セミダブルクレードル■当時販売価格:47万6,300円 (消費税10%込)※生産終了モデル

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みんなのコメント

2件
  • ******
    昔漫画家さんが40過ぎてからまたバイクに乗り始めて
    昔のバイク仲間に、家族の事を考えろとか
    すり抜けの時に、怖い死にたくない…
    と描いていたのを思い出す
  • kyo********
    お疲れさま。これでもう「ほぼほぼ初心者」は卒業だな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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