マツダは、2024年春にも上級モデル「マツダ6」の国内販売を終了する。これに伴い防府工場(山口県防府市)での生産も終了する見通し。国内市場でもSUV人気が高く、セダンやステーションワゴンの需要が低迷していたことが影響したとみられる。ただ、ベトナムでの車両組み立てや、海外販売は継続する。
マツダ6の前身「アテンザ」は、2002年5月に初代を発売し、セダンとステーションワゴン、5ドアハッチバックの3種類を揃えた。3代目となる現行モデル(当時:アテンザ)は2012年11月に発売。内外装を刷新する大幅改良を2回実施したほか、19年7月にはグローバルで車名を統一するブランド戦略により「マツダ6」へ車名を変更した。22年12月に一部改良し、スポーツ感を高めた新グレードを設定、20周年を記念した特別仕様車を用意するなどテコ入れしていた。
マツダ、「マツダ6」を一部改良 ディーゼル車は制御変更で出力向上 赤の新色を採用した20周年記念車も
直近の国内販売は、2022年(1~12月)が2046台、23年(1~11月)が2227台だった。
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みんなのコメント
後輪からくるノイズが伝わりにくい。そのため室内の静寂性が保たれる。
そして前にボンネット、後ろにトランクがあるので衝突事故にあった時
キャビン(乗車席)のスペースが守られる。
だから世界中のVIPが高級セダンの後席に乗っている。
ベンツ、BMWのフラッグシップ車がセダンであるSクラス、7シリーズであるのに最近のセダン離れは残念だ。
後継を担うポジションであるのに、
いよいよその命脈が終わるということか。
残念なことです。