車の最新技術 [2024.03.15 UP]
アクセル・ブレーキもおまかせ!最新パーキングアシストの操作性をチェック
文●工藤貴宏 写真●ユニット・コンパス、トヨタ
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグー本誌2024年3月発売号「[運転支援技術のいまを専門家が解説!]最新運転支援技術の操作性を先代と現行、国産と輸入車で比較」記事の内容です)
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いつのまにか普通に「使える装備」になった
パーキングアシストシステムを使ったことがあっても「自分でやったほうが早い」と思っている人が多いかもしれません。たしかにかつては、設定や操作に手間取りました。
ところが、最新のシステム大きく進化。「これなら使ったほうがいいかも」という機能になっているのだから驚きました。理由は3つあり、ひとつめは駐車枠の認識がとても正確になったこと。カメラで検知して微調整は基本的に不要です。
ふたつめは、ステアリング操作が正確で不慣れなドライバーよりも車庫入れが早いこと。そして3つめは、ハンドルだけでなくアクセルやブレーキまで操作するから楽なこと。
というわけで、最新タイプは一度試してみる価値ありですよ。
今どきのパーキングアシストはブレーキ操作もクルマが行う
トヨタ車をはじめじつはいろんな車種に設定されている「パーキングアシスト」。駐車スペースを認識し、ドライバーの代わりに車庫入れのハンドル操作を行ってくれる機能だ。はたして、本当に便利なのかをチェック。
昨今のクルマは、カメラやセンサーで車両周囲の状況を把握。周囲の車両などに接触の可能性が高まるとアラームや表示で教えてくれる。
苦手な人も多い縦列駐車だって、パーキングアシストがあれば焦らずにできる。センサーを駆使し、ドライバーの勘よりも狭い場所に駐車可能。
トヨタの最新モデルなどは、車外からスマホ操作でパーキング機能を操作できる。降りてから駐車すれば、狭い駐車枠でも乗り降りが楽だ。
自動運転技術が進化するとクルマはどうなる?
ACCの制御は日々進化していて、新型車だとその緻密さを実感できます。しかし、従来型であっても、制御の滑らかさは異なりますが実用性は十分。中古車でもACCが“ある”と“ない”では高速道路での疲労は全然違うものになるでしょう。
そしてACCの先にはハンズオフ(手放し運転)やアイズオフ(自動運転)もスタンバイ。ますます長距離移動が楽になります。
また、トヨタの新型車は一般道でも車間距離を自動調整してくれる機能があって便利ですね。
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