デザイン/装備がアップデート
メルセデス・ベンツ日本法人が、改良新型Bクラスを発売した。
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ベンツのラインナップでは、コンパクトクラスのトールワゴンという位置づけで、BMW 2シリーズ・アクティブツアラーと市場を争っている。
スペース効率に重点を置いた多目的車として、ファミリー層のユーザーが多いのも特徴だ。
このため、前輪駆動のプラットフォームを採用しており、同日販売が始まった改良新型Aクラス/Aクラス・セダンと基礎構造を共有している。
改良新型は、内外装のデザインが進化し、マルチメディア/ADAS装備がアップデートされているので確認しておこう。
グリルがスターパターン 内装は?
改良新型のボディサイズは、全長4425(AMGライン:4430)×全幅1795×全高1565mm(同1550mm)。
外観は、ヘッドライトがシャープなデザインになり、「AMGライン」仕様では鼻先がマットクロームのスリーポインテッド・スターを無数に散りばめた「スターパターングリル」となった。
車体後部は、 新意匠のリアディフューザー、2ピース構造のLEDリアコンビライトによりダイナミックな印象に。リアウインドウの両端にはスポイラーを装備した。
インテリアは、新世代ステアリングホイールを採用。AMGライン・パッケージなら、3本のツインスポークとなりスポーツ性を感じられる。
このステアリングホイールでは、ナビ/ADASの設定を手元で完結できるほか、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えている。つまり、ステアリングにかかるトルクがなくとも、ドライバーが握っていることを認識できるわけだ。
また、センターコンソールのタッチパッドが廃止され、助手席前のトリムも刷新。AMGレザーエクスクルーシブ・パッケージを選択すると、本革ブラックを選べるようになったのもポイントだ。
「B 180」「B 200 d」とADAS
改良型Bクラスのパワートレインは、これまで通り2種類。
「B 180」は、軽量化・省スペース化・ノイズ低減に力を注いだ高圧縮比の1.4L 直4ガソリン・エンジンで136ps/20.4kg-mを発揮。
「B 200 d」は、150ps/32.6kg-mの2Lディーゼルユニットで、冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み合わせた「マルチウェイ排出ガス再循環」を搭載している。
装備面では、最新世代の「MBUX」を採用。「ハイ、メルセデス!」で起動し、目的地入力・電話通話・音楽選択・気象情報・空調・照明の操作などに対応する。
また、Cセグメントに初めて「MBUX ARナビゲーション」を採用したのはトピック。従来のナビ機能に加えて、目の前に広がる現実の景色がナビ画面の一部に映し出され、進むべき道を矢印で示してくれる。
これ以外にも、「アダプティブハイビームアシスト」、合計10スピーカーからなる「アドバンスト・サウンドシステム」が標準装備となった。
ADAS面では、マルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況を的確に把握する「インテリジェントドライブ」を搭載し、最新の技術で安全運転をサポートする。
価格/発売日について
改良新型Bクラスの日本価格は下記のとおりだ。
いずれも右ハンドルで、発売日は2月27日。
なお、日本仕様の外装色に新色「ローズゴールド」が追加されている。
B 180(ガソリン仕様):537万円
B 200 d(ディーゼル仕様):573万円
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