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量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」)は、10月18日、ロールス・ロイスと共同で、新たな流体解析アルゴリズムの実装を行うことを発表した。
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この流体解析(CFD)は、流体や気体の現象に対する複雑な数値シミュレーションを扱い、多くの産業用途で利用されていいる。例えば、空気力学や熱力学の最適化など、高度な機器設計の改善のために重要な役割を担っている。今回の協業により、量子コンピュータと古典コンピュータの技術とを組み合わせ、双方の技術の長所を活かす狙いだとしている。
線形方程式を解くHHLアルゴリズムは、CFDの古典コンピュータおよび量子コンピュータでのハイブリッド実装に利用することができる。非線形部分は古典ハードウェアによって、線形部分は量子ハードウェアによって、それぞれ解かれる。
Classiqは、線形問題の定義を量子回路に効率的に実装し、HHLアルゴリズム内の異なる量子関数に対して最適化された回路を生成する。また、ロールス・ロイスはClassiqのプラットフォームを活用し、HHLアルゴリズムに最適化された最先端の量子回路を開発する。
ロールス・ロイスの計算科学分野のフェローで、量子コンピューティング分野のテクニカル・リードを務めるLeigh Lapworth氏は、次のように述べている。
「Classiq は、当社の量子コンピューティングのロードマップの中で非常に重要な役割を担っており、今回の協業は大変喜ばしいことです。Classiqの独自のプラットフォームは、最適化と使いやすさの双方を提供しており、より高度なCFDモデルを実行しようとする際に不可欠なものです。
当社のネット・ゼロ・カーボンの目標を達成するためには、設計シミュレーションの精度を高め、従来のスーパーコンピューティングの限界を超え続ける必要があります。量子コンピュータによってシミュレーションの実行時間が大幅に短縮される可能性は見過ごすべきではありません。Classiqとの協業によって私たちは、量子コンピュータ時代の到来の際に量子アドバンテージの恩恵を享受する体制を確保することができます」
Classiqの開発プラットフォームにより、ロールス・ロイスは、規模に応じた量子アルゴリズムの設計、最適化、解析が可能になる。これにより、航空宇宙と電力システムのリーダーであるロールス・ロイスは、ハードウェアに依存しない方法で、新しい流体解析アルゴリズムを実装することができるようになる。
Classiqの強力な合成エンジンは、ユーザーそれぞれのニーズを満たすために、潜在的な回路の膨大な設計空間を探索し、最先端の技術による最適化を提供する。
これによりユーザーは、時間、量子ビット、量子ゲート、精度など、より多くのリソースを確保することができる。この機能レベルの探索は、機能モデルから回路を合成する場合にのみ可能であり、既存の量子コンピュータの解法とは根本的に異なるアプローチとなる。
量子コンピュータは、今後数年のうちに古典的なコンピュータと比較して計算速度がより向上すると予想されており、この新しいコンピューティング時代に備えて能力開発を行うことは重要なステップとなる。
ロールス・ロイスは、Classiqのサポートのもとで、今日の、そして未来の量子コンピュータ向けに最適化された、ハードウェアに依存しないアルゴリズムの実装を進めている。
Classiqの戦略的パートナーシップを統括するShai Lev氏は次のように語っている。
「Classiqは、ロールス・ロイスと共同で、産業界の重要な課題に対する高度な量子ソリューションを提供できることを光栄に思っています。Classiqのプラットフォームにより、Lapworth教授の専門家チームは、斬新なアルゴリズムアプローチを用いて最先端の成果を得ることができます」
関連情報:https://ja.classiq.io/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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