レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1マイアミGPの予選を9番手で終えた。Q3最初のアタックでミスを犯しラップタイムを記録できなかったことが大いに結果に影響したものの、決勝では巻き返しに自信を見せている。
マイアミGPでフェルスタッペンは、初日から速さを見せた。FP1こそメルセデス勢が1-2を占めたが、FP2、FP3共にフェルスタッペンが首位。予選でもその速さは変わらず、Q1、Q2と最速タイムを記録し、難なくQ3に進出。ポールポジション最有力候補と見られていた。
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しかしそのQ3最初のアタックでミスを犯したため、タイムを計測せずにピットに戻ったことが、大きく響くことになった。セッション最終盤、各車が新品タイヤに交換して最後のアタックに入ったが、先頭でアタックラップに入ったフェラーリのシャルル・ルクレールがクラッシュ。これで赤旗が掲示され、セッションはそのまま終了となった。
フェルスタッペンその時点でノータイムだったため、結局予選9番手で終えることになってしまったのだ。
「とても残念だった。まず第一に、(Q3で)1周もまともに走れなかったからね。それは僕のせいだ」
フェルスタッペンは予選後にそう語った。
「非常に難しかった。ターン6を出て、ターン7に向かうところで、少しラインを外してしまった。アンダーステアを感じて、ラインに戻ることができなかった。だから、アタックラップを中断したんだ。そしてもちろん、赤旗が出ないことを願っていた。運が必要だったんだ」
「でも、そういうことを考えると、実際に起こってしまうものだね。だから、動揺しているよ」
「Q2のアタックは、Q3でポールポジションを獲るのに十分な速さだった。それは僕らが、非常に速いマシンを手にしているということを証明していると思う。でも、それをまとめなきゃいけないんだ。それができなかったことに、少し苛立っている」
フェルスタッペンは、Q3最後のアタックをするため、もっと早くコースインできたかもしれないと悔やむ。
「後から考えれば、もう少し早くコースインすることもできたはずだ。でも結局は、僕がミスを犯した。もちろん、ミスするつもりがあったわけじゃないけどね」
「もちろん、『少し早めにコースインしよう。そうすれば、クリーンラップを走れるかもしれない』と考えることもできたし、実際僕は数台よりもかなり前にコースインした。でも前を走っている1台のマシンが、あんなにも早く消えるとは予想していなかった」
「ただ、ここは市街地コースみたいなモノだし、そういうことが起きる場合もある」
フェルスタッペンは、Q3の1回目のアタックで、完璧を求めすぎたことが失敗だったと語った。
「少し動揺している。(予備のラップタイムを計測しておくのは)簡単にできることだとわかっているんだ。僕らは皆、限界で走っている。小さなミスが命取りになるんだ」
「それが僕に起きたことだ。それでも、常に完璧を目指したいと思ってしまうものなんだ。今回、それは良くなかった」
後方からのスタートとなるフェルスタッペンだが、決勝で巻き返すことについて大いに自信を持っている。
「最低でも2位は目指せると思っている」
決勝に向けて、フェルスタッペンはそう語った。
「少し厳しいレースにはなるだろうけど、僕らの通常のペースを考えれば、かなり早い段階で順位を上げるチャンスがあるはずだ。DRSトレインにならないことを願っている。そうなると、困ったことになるからね」
「時には上手くいかないこともある。でも、それが今年ずっと続くわけじゃない。いつも完璧というわけにはいかないんだ。もちろん、常に完璧になることを目指しているけどね。昨年は厳しいスタートを切ったけど、その後で自分の中でうまくやる必要があった。そして今日は完璧ではなかった」
「今はまだ、ミスした自分自身に腹を立てている。でも、明日はまた別の1日だ。色んなことが起きる可能性がある。理想的な予選じゃなかったけど、そこから学ぶわけだ。そして、次はもっとうまくやるよ」
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