三菱自動車は10月29日、2025年に新型SUVを2車種、欧州市場に投入すると発表した。これにより、2023年以降の欧州市場向け新モデルは計5車種となる。
新たに投入される2車種のうち1台は、ガソリンエンジンとフルハイブリッドシステムを搭載したCセグメントSUVだ。最新の安全技術や、Googleサービスを統合した先進的な車載システムを備える。もう1台は、フル電動のSUVとなる。
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これらの新型車は、すでに発売されている『アウトランダー』、『ASX』、『コルト』と合わせ、三菱自動車の欧州市場における競争力強化を図る戦略的な布石となる。新型車には、最新の電動化技術や先進運転支援システム、Google Built-inなどの包括的なコネクティビティが搭載される予定だ。
三菱モーターズヨーロッパのフランク・クロル社長兼CEOは、「この2つのアプローチにより、欧州最大のセグメントで多様な電動化モデルを提供し、幅広い価格帯で様々な顧客ニーズに対応できる」とコメントした。
さらに、ドイツの三菱自動車インポーターのMMDアウトモービル社のイェンス・シュルツ社長は、「新型車によりドイツ市場での三菱ブランドの地位をさらに強化できる」と述べ、欧州市場への三菱自動車のコミットメントを強調している。
この発表は、三菱自動車が欧州市場を重視し、電動化や先進技術の導入を加速させる姿勢を明確に示すものとなる。
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みんなのコメント
イギリスやドイツ市場で、何万台もの販売実績を上げたアウトランダーやASXを見捨てることは、日本市場の人気低迷を払拭することはできない。
ドイツでは、ゴールデンステアリング賞を得るなど、過去に人気を誇るモデルがあり、WRCの実績でも三菱車の人気は相当あると思う。
恐らく、新型アウトランダーPHEVの評価は絶大なものになり、三菱人気は復活するだろう。