マクラーレンは先週末のF1アメリカGPでランド・ノリスに科せられたペナルティについて、再審請求を行なったものの、提出した新証拠が認められず申請が却下された。
アメリカGPのレース終盤、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と激しい3位争いを繰り広げたノリスは、2台ともにコースオフしたターン12でフェルスタッペンの前に出てそのままレースを終えたが、コース外からオーバーテイクしたとして5秒のタイム加算ペナルティを受け、4位降着となった。
■マクラーレン、ペナルティの再審請求を実施! 物議醸したアメリカGPでのノリス5秒ペナルティに異議申し立て
このペナルティを不服として再審請求を行なったマクラーレンは、ペナルティの判断を再考してもらうために、裁定が下された時点では入手できなかった重要かつ関連性のある新たな証拠があったことをFIAに示さなければならなかった。
マクラーレンは、ペナルティの裁定についてスチュワードから出されたドキュメント69をその証拠だと考えていると主張。ノリスにペナルティを科したスチュワードの発言、そして総合的な判断が誤っていたと述べた。
メキシコシティGPのパドックで行なわれたヒアリングには、アメリカGPのスチュワードもビデオ会議で参加。マクラーレンのアンドレア・ステラ代表とレーシングディレクターのランディープ・シン、レッドブルのスポーティングディレクターであるジョナサン・ウィートリー、シングルシーター担当責任者のニコラス・トンバジスを含むFIA関係者も同席したが、わずか25分で終了となった。
シンは、「ドキュメントには誤った記述があり、(それゆえに)スチュワードによって客観的かつ測定可能で証明可能な誤りがあったことを証明している」と語った。
「ドキュメント69の中では、『4号車(ノリス)はアウト側から1号車(フェルスタッペン)をオーバーテイクしかけていたが、エイペックスでは1号車に並んでいなかった』とされているが、これは誤りであり、マ4号車がブレーキングゾーンで1号車の前に出て、すでにオーバーテイクしていた」
しかしアメリカGPのスチュワードは「書面による決定(ドキュメント69)が重要かつ関連性のある新しい要素である、あるいは決定の誤りが新しい要素であるという考え方は維持できず、したがって再審請求を却下する」と宣言した。
また、マクラーレンがノリスがすでにフェルスタッペンをオーバーテイクしていたと主張したことについては、「これは支持できない。審査請求は、決定における(事実または法律の)誤りを正すために行なわれる。新たな要素は、その誤りを証明するものでなければならない」としている。
再審請求が却下されたことで、ポイントリーダーのフェルスタッペンとノリスのポイント差は57ポイントのままとなっている。
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