今週末、鈴鹿サーキットで開幕する2019スーパーGT第3戦。GT300クラスの#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3をドライブする宮田莉朋は、鈴鹿はRC F GT3が得意とするコースであるものの、実際の勢力図は始まってみないと分からないと語った。
昨年からレース距離が300kmとなり、今まで以上にスプリントバトルが繰り広げられるようになった鈴鹿ラウンド。その中でのGT300クラスの傾向を見ていると、レクサスRC F GT3勢が得意としているようだ。
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実際に昨年のレース結果をみても#96 K-tunes RC F GT3が優勝し#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が5位入賞。クルマとコースの相性の良さには、宮田も自信を持っているようだ。
「RC F GT3というクルマ的には、この鈴鹿は合っています。昨年も初めてGTに出た中で、ここ(鈴鹿)とタイが良かった印象です。高速コーナーでダウンフォースがかかるコースは速いですね。その中でも鈴鹿は得意だし、ここで勝たないと他でチャンスがないくらいの場所です」
そう語った宮田。しかし、今のスーパーGTはレースごとで各陣営とも持ち込むタイヤが異なってくるため、週末の勢力図は土曜朝の公式練習を走り出してみないと分からない。
特に#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は今年からダンロップタイヤにスイッチ。開幕戦岡山では予選Q2進出を果たし、決勝でも7位入賞と幸先の良いスタートを切ったが、鈴鹿でレースをするのは初めてということもあり、宮田もやってみないと分からないと語った。
「今年はタイヤが変わったので、そこがどうなるかですね。ここまでを見ると、悪くなった部分はないけど、格段に良くなっているかと言われると難しい状況です。でも開幕の岡山ではQ1を突破して、僕たちとしては大きな一歩を踏みました。ただ、それ以上に他社のタイヤメーカーを使っているチームが速くなっています。そこの差はまだあります」
「ここでメーカーテストはしていますが、その時に僕は乗っていないので、ダンロップタイヤを装着したRC F GT3で鈴鹿を走るのは初めてになります。なので……走り出してみないと分からないです」
とは言うものの、シーズンの中でも大きなチャンスと捉えている今回の鈴鹿ラウンドで、何とか勝利を手にしたいと想いは強く持っているという。
「このチームはRC F GT3にマシンを変えてからまだ勝てていないので、何とかしないといけません。ここはチームにとって地元から近いコースですし、大阪トヨペットの応援団の方々もたくさんくるんで、もちろん優勝してみんなの前で喜びたいです」
「正直、鈴鹿とタイで逃したら本当に勝つチャンスがなくなると思うので、僕だけじゃなくチームのみんなも今回にかける想いは相当アツいものがあると思います」
「できれば予選はトップ5くらいを狙っていかないといけないですし、決勝はおそらくマザーシャシー勢がタイヤ無交換をしてくると思うので、それも含めたギャップをいかに作るかで勝敗が決まると思います。多分、他のチームも同じことを考えていると思いますし、今週の天気予報だと相当暑くなりそうなので、いろいろなことを想定して臨みたいです」
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