現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > BMW新型「M4」のエアロはどう組み合わせる? ACシュニッツァーで自分だけのドレスアップ術

ここから本文です

BMW新型「M4」のエアロはどう組み合わせる? ACシュニッツァーで自分だけのドレスアップ術

掲載 更新 20
BMW新型「M4」のエアロはどう組み合わせる? ACシュニッツァーで自分だけのドレスアップ術

■空力効果はもちろん、ドレスアップアイテムとしても注目度高し

 BMWのチューナーとして知られるACシュニッツァーが、G82型「M4」用のアイテムを開発していることは既報のとおりだ。今回はエアロパーツについての続報が入ったので、紹介しよう。

【画像】新型「M4」にフルエアロを組んでみた(18枚)

 前回紹介した時点での情報では、エアロパーツはフロントスプリッターとリアルーフスポイラー、そしてカーボンリアスポイラーという3点が、プロトタイプとして公表されていた。

 それに加えて今回の発表では、フロントサイドウイングとカーボンリアウイング、さらにデザインパッケージという名前で、ボンネットカバーとサイドフィンのセットの存在が明らかとなった。それぞれのパーツを見ていこう。

●ドレスアップ効果も抜群

 まずフロントサイドウイングから。これはフロントバンパーのコーナー部に装備される、いわゆるカナードスポイラーのことだ。片側2段、計4枚のセット品となっていて、装着することで加速時や高速走行時の、フロントの浮き上がりを抑えてくれる。リアウイング装着車の空力バランスを整えるのに役立つアイテムといえる。

 次はカーボンリアウイング。すでにトランクリッドに装備する、ダックテールデザインのカーボンリアスポイラーは発表されていたが、こちらはステーを利用して装備をする、いわゆるGTウイングタイプのものとなる。ステーにはスワンネック方式が採用されているのも、特徴のひとつだ。

 ちなみにスワンネック式とは、リアウイングを、下側から支えるではなく、ステーを曲げて上側から吊り下げるようにウイングを保持する方式のこと。

 リアウイングは、飛行機の翼をひっくり返したような断面をしており、飛行機の翼が揚力を得るのと反対に、ウイング全体を押し下げる力が働き、ダウンフォースを稼いでいる。

 このとき、空気が速く流れたほうがよい下側にステーの支持点があると、そこで空気の流れが阻害されてしまう。スワンネック式の保持システムは、その弱点を改善するために考え出されたものである。空力に力を入れているACシュニッツァーがこの方式を採用するのは、当然といっていい。

 このカーボンリアウイングには、オプションとしてガーニーフラップも用意されている。高速コーナーでのより強力なダウンフォースを求めたい場合には、ガーニーフラップをセットすることによるセッティングが可能だ。

 ただし、フロントサイドウイングも同様だが、セットするとダウンフォースは強大になるかわりに、空気抵抗も増えてしまい、最高速度は低下することになる。ルックス面からいえば、装着したほうがインパクトは強いが、空力面からいえば、走るステージを考慮した調整が必要となるだろう。

 デザインパッケージというのは、ボンネットダクト部分に装備するカバーと、フェンダーダクトに装備するフィンのセットのことだ。ともにACシュニッツァーのロゴが入っていることから、ドレスアップアイテムとしても機能する。

●おすすめのエアロパーツのセレクトとは

 ストリートスポーツとしてM4をとらえているなら、フロントスプリッターとデザインパッケージ、ルーフスポイラー、カーボンリアスポイラーという組み合わせにとどめておく、というのがベターではないだろうか。

 しかしM4を、サーキット走行を視野に入れたスポーツカーと考えた場合には、フロントスプリッターとフロントサイドウイングを装備し、カーボンリアウイングもセットして、走るコースによってフロントサイドウイングの枚数や、リアウイングのガーニーフラップの有無を選択する、という使いかたをしたい。

 この場合、ボディ上面の整流に役立つルーフスポイラーの有無は、クルマの挙動によって判断していく、というのが正解だろう。

 いずれにしても、機能面、ドレスアップ面を問わずM4の存在感を高めてくれるのが、ACシュニッツァーのエアロパーツだ。オーナーは気負わず、自身の好みに合わせたアイテムチョイスをしていってほしい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
くるまのニュース
[F40]だって夢じゃねぇ! [中古車]バブルが崩壊したらあなたは何を買う
[F40]だって夢じゃねぇ! [中古車]バブルが崩壊したらあなたは何を買う
ベストカーWeb
突如裏切る日本の路面。「あちこちでスライド」「一体どこでパンクしたのか」/ラリージャパン デイ2コメント
突如裏切る日本の路面。「あちこちでスライド」「一体どこでパンクしたのか」/ラリージャパン デイ2コメント
AUTOSPORT web
フェルスタッペンが2024年チャンピオンに輝く。これで4連覇! 優勝はラッセルでメルセデス1-2。角田も耐えのレースを凌ぎ9位入賞|F1ラスベガスGP決勝
フェルスタッペンが2024年チャンピオンに輝く。これで4連覇! 優勝はラッセルでメルセデス1-2。角田も耐えのレースを凌ぎ9位入賞|F1ラスベガスGP決勝
motorsport.com 日本版
勝田貴元、3度目のWRCラリージャパンは総合4位。トヨタのメーカータイトルに安堵も「来年は表彰台の一番上で」
勝田貴元、3度目のWRCラリージャパンは総合4位。トヨタのメーカータイトルに安堵も「来年は表彰台の一番上で」
motorsport.com 日本版
災害時&過疎地の新ヒーロー? 「移動ATM車」をご存じか
災害時&過疎地の新ヒーロー? 「移動ATM車」をご存じか
Merkmal
[Pro Shop インストール・レビュー]メルセデスベンツ GLC(根本俊哉さん)by イングラフ 後編
[Pro Shop インストール・レビュー]メルセデスベンツ GLC(根本俊哉さん)by イングラフ 後編
レスポンス
F1ラスベガスGP決勝速報|フェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇! 優勝は盤石ラッセルでメルセデス1-2。角田は9位入賞
F1ラスベガスGP決勝速報|フェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇! 優勝は盤石ラッセルでメルセデス1-2。角田は9位入賞
motorsport.com 日本版
東北道「浦和ICの大改造」ついに“最後のランプ”建設へ 並行ランプを通行止め 側道利用者は注意!
東北道「浦和ICの大改造」ついに“最後のランプ”建設へ 並行ランプを通行止め 側道利用者は注意!
乗りものニュース
トヨタWRCマニュファクチャラーズ王者に豊田章男会が破顔「苦労して獲ったタイトル」ライバルのヌービル初王者にも祝意
トヨタWRCマニュファクチャラーズ王者に豊田章男会が破顔「苦労して獲ったタイトル」ライバルのヌービル初王者にも祝意
motorsport.com 日本版
波乱だらけのラリージャパン! ニッポンの勝田が意地をみせSS連続ステージ優勝で総合4位につける
波乱だらけのラリージャパン! ニッポンの勝田が意地をみせSS連続ステージ優勝で総合4位につける
WEB CARTOP
最新「サファリ」がスゴイ! 「ハリアー」と兄弟車で登場! 「3列7人乗り」&英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 便利機能モリモリのタタ「最上級SUV」とは?
最新「サファリ」がスゴイ! 「ハリアー」と兄弟車で登場! 「3列7人乗り」&英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 便利機能モリモリのタタ「最上級SUV」とは?
くるまのニュース
1000万円以下で買えるV12搭載ランボルギーニ!…世界に4台しかない「ハラマ 400GTS」のAT仕様の出来は当時どうだった?
1000万円以下で買えるV12搭載ランボルギーニ!…世界に4台しかない「ハラマ 400GTS」のAT仕様の出来は当時どうだった?
Auto Messe Web
【この190SLなんぼ?】走行距離わずか4,753kmでこの値段!なんで?このメルセデス300 SLの弟分190SLは掘り出し物?
【この190SLなんぼ?】走行距離わずか4,753kmでこの値段!なんで?このメルセデス300 SLの弟分190SLは掘り出し物?
AutoBild Japan
ソニー損保、自動車保険満足度調査で2部門1位を獲得…事故対応に高評価
ソニー損保、自動車保険満足度調査で2部門1位を獲得…事故対応に高評価
レスポンス
最後までもつれ込んだメーカー対決はトヨタに軍配! 僅差でヒョンデ逃す。総合優勝エバンス|WRCラリージャパンDAY4午後
最後までもつれ込んだメーカー対決はトヨタに軍配! 僅差でヒョンデ逃す。総合優勝エバンス|WRCラリージャパンDAY4午後
motorsport.com 日本版
スズキ 新型「スポーツクロスオーバー」登場! 斬新デザインの“尖った”スタイリング!? 軽量な車体を活かした軽快な走り! 「Vストローム250SX」何が変わった?
スズキ 新型「スポーツクロスオーバー」登場! 斬新デザインの“尖った”スタイリング!? 軽量な車体を活かした軽快な走り! 「Vストローム250SX」何が変わった?
くるまのニュース
勝田貴元が限界ギリギリの力走。トヨタ勢が猛追も、SS12は安全確保を理由にキャンセル/ラリージャパン デイ3午前
勝田貴元が限界ギリギリの力走。トヨタ勢が猛追も、SS12は安全確保を理由にキャンセル/ラリージャパン デイ3午前
AUTOSPORT web

みんなのコメント

20件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1458.02068.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

344.02430.0万円

中古車を検索
M4 クーペの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1458.02068.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

344.02430.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村