現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 東南アジアの粋な足「トゥクトゥク」! 日本で走れる珍車「3輪トライク」の正しい飼い方とは【VEHICLE STYLE】

ここから本文です

東南アジアの粋な足「トゥクトゥク」! 日本で走れる珍車「3輪トライク」の正しい飼い方とは【VEHICLE STYLE】

掲載 3
東南アジアの粋な足「トゥクトゥク」! 日本で走れる珍車「3輪トライク」の正しい飼い方とは【VEHICLE STYLE】

タイの観光地で有名なあのオート3輪が日本でも楽しめる!

 愛知県常滑市のAICHI SKY EXPO(愛知県国産展示場)で開催中の「VEHICLE STYLE(ビークルスタイル)」。クルマとオートバイ、遊びにフォーカスした総合展示会で、会場内外には旬なアウトドアシーンに似合う車両が多く展示されている。

愛車「ランクル79」のキズや凹みも完コピ! 「ラジコンクリエーター」が創り出すロッククローラーの世界

 なかでもファミリー、とくに子どもたちの熱視線が集まるブースが「イーグルライン」だ。同社は東南アジアの三輪タクシーとして見かけるトゥクトゥクの専門店。現在、乗車人数にあわせて異なるグレードや各種オプションなど、好みに合わせた仕様の新車オーダーを展開する。ブースには、日本仕様に改良した4人乗りの「ET4」と7人乗りの「ET7F」を展示。見たことあるけど未知数な部分が多いトゥクトゥク。どんな乗り物なのかイーグルラインに聞いてみた。

普通免許があれば高速道路まで運転できちゃう!

 トゥクトゥクは「側車付き二輪車」というカテゴリーされる。3輪トライクと同じ区分で、日本では自動二輪ではなく普通自動車免許で運転が可能だ。見た目はフード付きの3輪バイクだが、サイズ感はそれ以上。例えば、ET4は全長320cm/全幅149cm/全高182cmと、スズキのワゴンRと同等サイズとなる。

 ただし、乗り方にはコツがあるそうで、アクセルはバーハンドル右のグリップ部、ブレーキは足元の右にあるペダルで操作する。アクセルは二輪車で、ブレーキは自動車感覚になるが、慣れるとそう難しいことではないそうだ。ヘルメットの着用は不要なので爽快感は格別なことは間違いない。シートベルトは標準装備。着用義務こそないものの、安全のために着用はしておきたいところ。

メンテナンスや維持費はとてもリーズナブル

 トゥクトゥクには明確なメーカーやルールは存在しておらず、故障などのトラブルやメンテナンスを心配する人も多いだろう。事実、タイなどでは中国製のエンジンやミッションを載せるケースが多く(いわば何でもあり)、日本でも同等クラスのトゥクトゥクが販売されているそうだ。

 ちなみにイーグルラインではダイハツ製の660ccエンジンを換装。アトレーなどに採用される信頼性のある心臓部は、登録の容易さを考慮してリビルト品を使用することで、600kgあまりの車重を軽快に走らせることができるようだ。

 そのために日本国内でのパーツ供給が可能なうえ、機関系はシンプルなので整備の面も安心。ダイハツ製エンジンを採用したことで、万が一のトラブルにも即時対応できるワケだ。また、ブレーキもブレンボ製に変更し、日本では頻繁に繰り返されるストップ&ゴーでも安心。

 なお、車検に関しては2年ごと(新車登録3年)、自動車税も軽自動車と同じ。任意保険にも加入できるので(月々1万円くらい)、思っていたよりも身近な相棒と言えそうだ。

バイクを降りた年配の方の個人ユースが急増中!

 購入の目的は商用目的(移動宣伝カー)が多かったが、最近は移動販売車として、またお客さまの送迎など活躍の場は幅広い。最近は日常の足として所有する個人ユーザーも増加しているそうだ。風を感じながらツーリングし、人とは違うドライブが満喫できる。聞けば、二輪車を卒業した年配者が購入するケースも多いとのこと。

 ラインアップは1人乗りのEZ1から10人乗りのET10まで6タイプ。運転席1人+後席3人乗りのET4は138万円~(新車価格)とのこと。決してお手軽とはいえないが、得られる満足感はそれ以上の価値があるのかもしれない。

こんな記事も読まれています

小椋藍が激戦を制し、今季2勝目マーク! ランキング2番手に浮上|Moto2オランダ決勝
小椋藍が激戦を制し、今季2勝目マーク! ランキング2番手に浮上|Moto2オランダ決勝
motorsport.com 日本版
EVモードで100km近く走行可能なメルセデス・ベンツ「E350eスポーツ エディションスター」の高い実用性
EVモードで100km近く走行可能なメルセデス・ベンツ「E350eスポーツ エディションスター」の高い実用性
@DIME
高速道路は「ほどんどカーブ」ってホント? 直線区間「かなり少ない」!? 体感的にそう感じないワケとは
高速道路は「ほどんどカーブ」ってホント? 直線区間「かなり少ない」!? 体感的にそう感じないワケとは
乗りものニュース
日本ではいつ登場!? メルセデス・ベンツの新コンパクトミニバンに3列7人乗りが欧州で登場 「EQT」ってどんなクルマ?
日本ではいつ登場!? メルセデス・ベンツの新コンパクトミニバンに3列7人乗りが欧州で登場 「EQT」ってどんなクルマ?
VAGUE
レクサス新型「スポーティセダン」登場! “精悍すぎる黒パーツ” 4年ぶりに復活! 新「ES」約700万円から米国で発売へ
レクサス新型「スポーティセダン」登場! “精悍すぎる黒パーツ” 4年ぶりに復活! 新「ES」約700万円から米国で発売へ
くるまのニュース
レッドブルF1代表、“期待外れ”のペレスに「プレッシャーがかかるのは当然」スランプ脱却にチームも協力
レッドブルF1代表、“期待外れ”のペレスに「プレッシャーがかかるのは当然」スランプ脱却にチームも協力
motorsport.com 日本版
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月23日~6月29日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月23日~6月29日)
Webモーターマガジン
フェルスタッペンがレッドブル残留を再表明。ホーナー代表もメルセデスに対し余裕のコメント「ヨスなら空いてるよ」
フェルスタッペンがレッドブル残留を再表明。ホーナー代表もメルセデスに対し余裕のコメント「ヨスなら空いてるよ」
motorsport.com 日本版
【MotoGP】9月に延期開催予定だったMotoGPカザフスタンGP、結局2024年は中止へ。代替戦は今年2度目カタールを予定か
【MotoGP】9月に延期開催予定だったMotoGPカザフスタンGP、結局2024年は中止へ。代替戦は今年2度目カタールを予定か
motorsport.com 日本版
一歩先を行く新作“ベーシックスマホホルダー”をピックアップ!【特選カーアクセサリー名鑑】
一歩先を行く新作“ベーシックスマホホルダー”をピックアップ!【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス
ペレス、チームメイトPPの陰でタイム伸びず8番手止まり「もう新品タイヤが残っていなかった」
ペレス、チームメイトPPの陰でタイム伸びず8番手止まり「もう新品タイヤが残っていなかった」
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ハイラックス」発表! “顔面刷新”に大反響! アドベンチャー仕様も「イイ」と評判の「本格トラック」越に登場
トヨタ新型「ハイラックス」発表! “顔面刷新”に大反響! アドベンチャー仕様も「イイ」と評判の「本格トラック」越に登場
くるまのニュース
レッドブルの内紛が再燃か。ヨス・フェルスタッペンがF1オーストリアGPでのデモラン参加をホーナーに妨害されたと主張
レッドブルの内紛が再燃か。ヨス・フェルスタッペンがF1オーストリアGPでのデモラン参加をホーナーに妨害されたと主張
AUTOSPORT web
これが現実か……予選でライバルにコンマ4秒の大差つけたフェルスタッペンにライバル衝撃「高速コーナーの速さは正気の沙汰ではない」
これが現実か……予選でライバルにコンマ4秒の大差つけたフェルスタッペンにライバル衝撃「高速コーナーの速さは正気の沙汰ではない」
motorsport.com 日本版
10年以上経過した「スペアタイヤ」は使えません! 意外と知らない「テンパータイヤ」の賞味期限と使い方をお教えします
10年以上経過した「スペアタイヤ」は使えません! 意外と知らない「テンパータイヤ」の賞味期限と使い方をお教えします
Auto Messe Web
Moto3オランダ決勝|イヴァン・オルトラ、最終ラップに大逆転優勝! 予選好調の古里は13位
Moto3オランダ決勝|イヴァン・オルトラ、最終ラップに大逆転優勝! 予選好調の古里は13位
motorsport.com 日本版
スバル レオーネクーペ 1400RX(昭和47/1972年12月発売・A22型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト073】
スバル レオーネクーペ 1400RX(昭和47/1972年12月発売・A22型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト073】
Webモーターマガジン
100周年大会のポールはGRTランボルギーニ。0.036秒差でメルセデスを退ける/スパ24時間
100周年大会のポールはGRTランボルギーニ。0.036秒差でメルセデスを退ける/スパ24時間
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
  • 欲しいけど、エンジンなんかリビルト?嘘言うなよ。適当なエンジンを載せて壊れたら直せばいいじゃん?の車を今の日本人は乗れないよ。
    いつぶっ壊れるか分からないし、フレーム等の適当な溶接は危ないなぁ。そして三輪は、急ハンドルとフロントブレーキで簡単に横転する事を、今の人は知らないだろ、オート三輪を知っているなら、その恐怖を知っているはずだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村