この記事をまとめると
■1月中旬にカスタムカーイベントの東京オートサロン2024が開催された
いま軽トラ・軽1BOXが熱い! 商用車を乗用で乗るメリットとブーム到来の理由
■会場でカワイイ顔のバンが並ぶブースを発見
■「BLOW&TARBOW」ブースの展示車両3台を紹介
ファニーフェイスが印象的な「FunnyRider」
一見、何の車種かわからない、カワイイ顔をしたバンが並ぶブースがあったので、展示車両3台をまとめて紹介していきましょう。
展示していたのは、神奈川で軽自動車用のFRP製ボディカスタムキットやさまざまなパーツ&アクセサリーを企画・製造・販売している「Blow(ブロー)」と、青森でアウトドア用のキットを製造・販売している「TARBOW(ターボー)」です。
1台目は、可愛いファニーフェイスと真っ赤なカラーリングが印象的な「FunnyRider」です。
この車両はダイハツのハイゼット・トラックがベースで、前面をほぼ交換するフェイスパネルキットと、荷台と換装するシェルキットを装着したコンプリート車両です。
丸目と特徴的な格子状のグリルが可愛いフェイスキットのほうは、1970年頃に発売された二代目のフォード・エコノラインです。別料金で、展示車のようなメッキ仕上げにもできるそうです。
そのフェイスキットに合わせて、昔のアメリカのバンに装着されていた風のサイドミラーキットも装着されています。こういった小物があると一気に時代感が高められますね。
そしてトラックの荷台と換装することで、洒落た雰囲気の外観になる荷室が作れるシェルキットを装着。丸っこいシルエットによって、小さくてカワイイスタイルが完成します。
テールのゲートは観音開きになっていて、これまた雰囲気が増す演出です。厚みがしっかり取られていて、ドアのキャッチも純正の品質です。水が浸入しないようにゴムパッキンも備わっていてつくりの良さが窺えますね。
室内もボディと同色に塗られてポップなイメージになっています。
隣のクリーム色の車両も赤と同じ「FunnyRider」ですが、こちらは屋根がせり上がるポップアップルーフを装着している車両です。
この装備によって、軽のコンパクトな荷室でも立って作業をすることができるようになります。外観の雰囲気も洒落ていて良い感じです。
また、こちらの車両のリヤゲートには、オプション装備の窓が装着されていますね。後方視界が確保できるうえに、開閉式なので換気もおこなえます。
室内はこんな感じで、カスタムのキッチン装備な仕様になっていました。これはフルオーダーできるそうです。
ポップアップルーフは布製で採光もできているので、室内が明るくなって良い感じの雰囲気です。
どこでもサウナが楽しめる軽トラ!
そしてもう一台はなんと、軽トラックベースのサウナ・カー「バグトラック・サウナ無番地」です。無番地とは、どこでもサウナが楽しめるという意味が込められています。
こちらは「TARBOW」プロデュースによるサウナキットを搭載したコンプリートカーで、オリジナルの「Bug-truck」パネルバン・キットを装着して、サウナとキャンピングカーを両用させています。
パネルバン・キットは3面ドア装備の使い勝手の良い構成で、内装は暖かみがあって雰囲気の良い全面木製(青森ヒバ)の仕上げとなっています。
そこに、青森のアウトドアギアメーカー【フェニックスライズ】の不死鳥Jr.というサウナストーブを搭載。運転室との間を仕切ることで最高100度のサウナ空間が出来上がるというわけです。
サウナでトトノった後は、はしごを使ってルーフキャリアに登ってくつろぐこともできます。
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