Alcantaraがオーダーメイドカーの内装素材に選ばれる理由

高級限定車に内装素材として選ばれている「Alcantara」

その軽量と機能美を理由に、様々な高級限定車に内装素材として選ばれている「マテリアル　Alcantara」。アルカンターラは2009年に、イタリアでは初めてカーボン ニュートラル素材として認証され、サスティナブル マテリアルとしても注目されている。

アルファロメオGTAにはドアパネルからサイドピラー、天井やシート中央部分などに黒のアルカンターラを使用し、美的感覚を満たすだけでなく、本革では決して到達できない車両重量の削減に貢献。

プジョー208には特注のダイヤモンドパターンのアルカンターラを使用している。

マクラーレン 765 LTはオプションで4色のアルカンターラからセレクトが可能だ。

メイドイン イタリアの持つスポーティ、エレガンス、イノベーションそしてクラフトマンシップの価値をアルファロメオと共にアルカンターラは共有している。

アルカンターラ社のデザイナーは様々な自動車企業の開発チームと協力し、独自のカスタムメイドのアルカンターラを限定車に提供。100%電気自動車である2020年カーオブザイヤーを受賞したプジョー208には、ダイヤモンドパターンのグレーのアルカンターラを内装に使用した。

ケーニグセグ ジェメラにはひし形ステッチが施された黄色のアルカンターラをセレクト。

ブルガリがデザインしたフィアットでは特注のダーク ブルーのアルカンターラがイタリアの美を表現。

快適さを更にアップさせている。765台の生産限定車マクラーレン765 LTはシートだけでなく、ルーフライニングからドアにいたるまで、アルカンターラを装い、重量の軽量化に挑戦している。765LTは720Sモデルより80kgも軽量に仕上がった。

300台限定の史上初4人乗りハイブリッド スーパーカーのケーニグセグ ジェメラにはイエローのアルカンターラを無地とひし形ステッチが施されたもの2種類が用意されている。天井からドアパネル、座席と内装全体にアルカンターラが選ばれた。

イタリアのフィアットは宝石をテーマにブルガリデザインのカスタムメイド カーを発表。ワンオフカーのB.500 MAI TROPPOはルーフライニングにダークブルーのアルカンターラをセレクトしている。

構成／ino.

Comments

マットな質感がポリエステルのダウンジャケットのようなアウトドアウエアに似ている
一種の流行で15年もすれば一番ダサいものとなるだろう