130kgの軽量化
ルノーがメガーヌの限定車、「メガーヌR.S.トロフィーR」を発表した。パフォーマンス向上のために軽量化を追及した新型ホットハッチの登場である。
本年後半に欧州発売を予定しているこのモデル。メガーヌR.S.300トロフィーと同じハイチューンド1.8ℓターボを搭載する。
最高出力:300ps
最大トルク:40.8kg-m
0-100km/h加速:5.7秒
最高速度:259km/h
R.S.トロフィーと比較して最大130kgの軽量化を果たしたというトロフィーRは、ルノー・スポールのウェイトリダクション・プログラムの成果だ。これは、レーシングカーと同じアプローチで新型車を開発する方法である。
空力の向上、シャシーの改良により性能を高め、パワーだけに頼るクルマではなく、ハンドリングと動的パフォーマンスに注力。先代トロフィーRの精神を受け継いだモデルになったという。
また、ルノー・スポールに加えて、エグゾーストシステムのアクラポヴィッチ、ブレーキのブレンボ、タイヤのブリヂストン、ショックアブソーバーのオーリンズという強力なパートナーたちが手を組んでいる。
ルノーは、パフォーマンスの詳細を現在のところ明らかにしていないが、前輪駆動の量産車としてニュルブルクリンク・ノルドシュライフェの最速ラップを目標に掲げたと明言している。
記録更新の映像が届いているのでご紹介しよう。
映像 前輪駆動車最速ラップ
ルノーによれば、4月5日に、12.8マイル(20.6km)のノルドシュライフェで、7分40秒10という記録を叩き出したという。
さらに12.94マイル(20.8km)のフルレイアウトは、7分45秒39でラップしたとされている。
なお、これまでのニュルブルクリンクにおける前輪駆動の量産車最速ラップは、ホンダ・シビック・タイプRの7分43秒80であった。
トロフィーRの一般公開は、F1モナコ・グランプリに実施される予定で、欧州発売は今年の後半に始まる見込みだ。
価格は現時点では発表されていない。
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