ボルボの主力車種に成長したコンパクトSUV『XC40』のうち、ピュアEVモデルとしてラインアップされてきた『XC40 Recharge(リチャージ)』がプロダクトラインの廃止にともない名称を変更。新たに『EX40』と命名され、同時に最高峰グレードの名称も“アルティメット”から“ウルトラ”に変更。すでにEV専用モデルとして登場している『EX30』ともネーミングの体系が統一されるとともに、特別仕様車の『EX40 Ultra Single Motor Black Edition』も設定され、9月11日よりオンラインでの発売が開始されている。
ここ日本でも、ボルボにおけるベストセラーになっているコンパクトSUVのXC40をベースとしたXC40リチャージは、前述のとおり100%のBEV(バッテリーEV)として2022年に国内市場へ導入されていたが、今回の名称変更を機に前後にモーターを搭載したツインモーターのAWD(全輪駆動)モデル『EX40ウルトラ・ツイン・モーター』も再導入し、新たな名称で再スタートを切る。
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このツインモーター仕様は、再導入に際し駆動システムが一新されており、出力190kW(約258PS)のリヤモーターに加え、フロントには110kW(約150PS)の誘導モーターを新規に採用。これにより2023年モデルのツイン・モーター比で約16%のEVレンジの伸長(WLTCモード)を果たし、一充電走行可能距離を560kmとするなど、より高効率な電力消費とパワフルなドライビング体験を実現している。
その新生EX40のエクステリアでは、新たな外装色としてサンドデューンを追加し、専用アルミニウム・フロントスカッフプレートを採用するほか、リヤエンブレムはテールゲート左側にEX40の車名バッジが装着される。
今回の名称変更に併せて、ブラックカラーをテーマとした特別仕様車“Black Edition(ブラック・エディション)”がシングルモーター仕様に設定され、特別装備のグロッシーブラックのアイアンマーク&ダイアゴナルバー(フロント)やリヤバッジ、同じくグロッシーブラックの20インチアルミホイールを装備しており、オニキスブラックメタリックのボディカラーを含め精悍で艶やかな印象を醸し出す。
このシングルモーター仕様は、カタログモデルの“プラス”と“ウルトラ”ともにRWD(後輪駆動)となり、リヤモーターは175kW(238PS)を発揮。一充電走行可能距離は590km(同WLTCモード)となっている。
このEX40はオンラインでの販売となり、ボルボホームページ上の購入専用サイトで仕様選定から見積り、契約および車両代金の支払いまでを行うことが可能に。ボルボ・カスタマーリレーションセンター(CRC)でもオンラインでの購入体験がサポートされ、価格は679万~789万円。そして特別仕様車のブラック・エディションは739万円(いずれも税込)となっている。
ボルボ・カスタマーリレーションセンター:0120-019-270
購入サイト:https://www.volvocars.com/jp/shop/
公式サイト:https://jp.volvocars.com/jp/cars/model-lineup/
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