バルテリ・ボッタスは、ザウバーの名前がF1に復活することになる2024年、チームのマシンコンセプトが全く新しいモノに変わり、面白くなるだろうと語った。
アルファロメオの名で戦った最後のシーズン、ザウバーはコンストラクターズランキング9位に終わった。昨年の6位から大きく後退し、わずか16ポイントしか獲得できなかった。
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ボッタス曰く、2023年のマシンである『C43』はポテンシャルの限界に達しており、テクニカルディレクターのジェームス・キーのもとでデザインチームが再構築される中で、まったく新しいアプローチが必要だとチームは気づいたという。
「もう終わったことだからうれしいよ」とボッタスはそうシーズンを振り返った。
「来年はまたゼロからのスタートだ。最近、チームにはたくさんの変化があった。ポジティブな変化だと思う」
「また、来年のマシンのコンセプトも面白そうだ。そういう意味では期待している。でも、今はそのためにハードワークして、もう一度トライする必要がある」
「一番大事なのは、新しいクルマが必要だということ。そして、これまでとは違ったものにする必要がある。このクルマの開発は明らかに限界に達している。だからコンセプト全体を変える必要がある。それが僕たちが学んだことだ」
「僕が見た限りでは、違いがあるので満足している。それが必要なことだと思う。クエスチョンマークが多く、まだ始まったばかりだ。でも、少なくとも進歩は見られるし、ここ数週間はファクトリーでかなり生産的だった」
ボッタスは9月にチームに加わったキーの意見が大きな後押しになっていると語る。
「ジェームスを含め、何人かの新しい仲間がいることで、いろいろなことが起こり始めていると感じている。今年のマクラーレンから加わった彼はたくさんの知識を持っている。だから、それを見るのはいいことだ。それが僕らに必要なことだと思う」
不本意なシーズンとなった2023年を振り返ったボッタスは、コンストラクターズランキングで最下位を免れたことが数少ないポジティブなところだったと話した。
「ポイントを狙えるペースがあったレースでは、なんとかポイントを獲得することができたと思う」
「だから最終的には、今年はトップ10に入るだけの純粋なペースがなかったことが問題だった。十分な速さのあるマシンがなかったんだ。それが勝負の分かれ目だね」
「最下位でないのはいいことだけど、小さなステップではある。難しい年だった。もっといい成績を残したかった。でも、それが現実なんだ。そして今は、将来のために仕事をする必要がある」
「やれることはすべてやったが、難しい年だった。だから学ぶべきことはたくさんあるし、今は前を見て、モチベーションを保ち、自信を持ち続ける必要がある」
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