現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【中古車価格の仕組み】遠方で中古車を買うのはあり?なし?

ここから本文です

【中古車価格の仕組み】遠方で中古車を買うのはあり?なし?

掲載 更新 7
【中古車価格の仕組み】遠方で中古車を買うのはあり?なし?

中古車購入ガイド [2023.04.28 UP]


【中古車価格の仕組み】遠方で中古車を買うのはあり?なし?
中古車選びにまつわる素朴な疑問にお答えするコーナー。今回のテーマは「遠方の販売店」について。中古車に詳しいグーネットマガジン編集部がわかりやすく解説します。

【中古車価格の仕組み】多走行物件、何万kmまで許容範囲?


質問:気になる中古車が遠くの販売店でした。買っても大丈夫?

答え:できるだけ近所のお店で探しましょう
 中古車選びの際、条件の良さそうな車両が遠くの販売店だったことはありませんか? 以前は、中古車というのは地域限定の雑誌で探すのが主流でした。でも、最近はインターネットで探すのが主流となったため、遠くの販売店の車両も目に止まります。この場合、買っていいのか否か考えていきましょう。


中古車は近所の販売店で探すのが原則
 結論から述べると、できるだけ近所の販売店、しかもアクセスしやすいお店で買うのがベストです。大きな理由は、現車確認の手間と時間。たとえば、東京在住のユーザーが名古屋の販売店で買うとしましょう。購入前に現車確認をする場合、往復の交通費は片道1万円以上かかります。朝に出発し、現車を確認してすぐにスイッチターンで帰っても、半日以上の時間は必要でしょう。購入が決まって、車両引き取りに行く際にも同じ労力とコストがかかります。さらに、修理はその販売店のみでの対応となることもあるため、購入後の保証などを考えても、遠方で買うにはリスクが伴います。


遠方の販売店でしか手に入らないクルマの時
 これは、中古車の流通が極めて少ないレア車、クラシックカー、スポーツカーなどを探している場合によくあることです。ボディカラー、走行距離、コンディション……これを逃すと、もう二度と手に入らないかもしれない。中古車を探していると、度々そういうケースがあるのも事実です。その場合は遠方の販売店での購入に踏み切るのもやむを得ません。その際は現車確認のための交通費、自分で引き取りに行けない場合は陸送費を予算に組み込んでおきましょう。たとえば、大阪から東京まで車両を陸送する場合、概ね6万円前後の費用がかかることが多いです。さらに遠方だと、10万円近くに上ることもあります。なお、陸送費は事前に相場を下調べしておくことも大切。販売店が大幅な陸送手数料を上乗せして請求してきた場合、交渉するための知識を仕入れておくとトラブルの回避につながります。


※写真はイメージ

現車確認はすべき?
 答えは、「現車確認するのが望ましい」です。現車確認というのは、車両だけを確認するものではありません。販売店、スタッフなどトータルで判断するのにとても大切なことなのです。もしお気に入りの中古車があっても、すごく感じの悪い対応をされたら不安になりませんか? これを見極めるには、直接お店に出向く必要があります。写真ではピカピカのグッドコンディションに見えた車も、実際に見ると小傷が多かった……なんていうのは、中古車購入のあるある話。電話では愛想がよかったお店のスタッフも、お店に出向くと全然違ったりも。現車確認なしの中古車購入は、ある程度のリスクを抱えることを理解しておきましょう。


まとめ
 できるだけ近場で買うのは、中古車購入の基本。近所のお店の販売価格が多少高くても、諸々のリスクを考慮すると遠方での購入は避けたいものです。しかし、どうしても遠方で買う必要性がある場合、プチ旅行気分で出向くのだという前向きな発想も大切です。現地にあるほかの販売店を回ったり、地元のグルメや観光スポットに出向いたりするのはおすすめです。そうしたら、新しい発見があるかもしれませんね。


ほかにもこんな記事が参考になります
https://www.goo-net.com/magazine/contents/check-point/138652/

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる
なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる
ベストカーWeb
ミニバンなら日本車……とも言い切れんぞ! ちょっとマイナーだけどヨーロッパにも個性派ミニバンが存在した
ミニバンなら日本車……とも言い切れんぞ! ちょっとマイナーだけどヨーロッパにも個性派ミニバンが存在した
WEB CARTOP
「すごい多重事故…」 関越道で「トラックなど3台が衝突」発生! 2車線が一時通行規制で「通過時間70分」の大渋滞 圏央道も混雑
「すごい多重事故…」 関越道で「トラックなど3台が衝突」発生! 2車線が一時通行規制で「通過時間70分」の大渋滞 圏央道も混雑
くるまのニュース
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
motorsport.com 日本版
コンチネンタル、車内の生体情報を検知する革新的ディスプレイ発表へ…CES 2025
コンチネンタル、車内の生体情報を検知する革新的ディスプレイ発表へ…CES 2025
レスポンス
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 
ベストカーWeb
給与が高いスイスに拠点を置くザウバーは例外? ハースF1小松代表、FIAが検討する予算上限”優遇措置”に反論「皆反対している。シンプルなままでいい」
給与が高いスイスに拠点を置くザウバーは例外? ハースF1小松代表、FIAが検討する予算上限”優遇措置”に反論「皆反対している。シンプルなままでいい」
motorsport.com 日本版
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
くるまのニュース
実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは
実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは
バイクのニュース
旧車への憧れ、理由の1位は「デザイン」、人気車種は…旧車王が調査
旧車への憧れ、理由の1位は「デザイン」、人気車種は…旧車王が調査
レスポンス
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
ベストカーWeb
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レスポンス
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
motorsport.com 日本版
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
くるまのニュース
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
motorsport.com 日本版
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
乗りものニュース

みんなのコメント

7件
  • 下関のVWディーラーで現物見ずに買ったが酷かった
    傷や補修歴の見落としがあり揉めた
    車検整備付なのに納車前整備費っておかしな費用計上されてるし
    グーネットの評価はいい事しか書いてない
    結構揉めたのでいい勉強になりました
    結局整備もいい加減だった為地元に帰ってすぐ故障
    VWの保証で修理無料だけど1年経たずに嫌になって買い換えた
    近場に限る
  • その昔は九州四国山陰辺りの人が都内にクルマを買いに来てた
    都内と近郊は流通台数が桁違いに多いから
    東北北海道は寒冷地仕様が必要だから
    意外に買い付けは少なかった記憶
    今は変わったのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.0350.0万円

中古車を検索
テーマの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.0350.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村