F1の2024年シーズン開幕戦バーレーンGPではトラブルに見舞われたメルセデスだったが、そのニューマシンW15はより良いプラットフォームだとドライバーのルイス・ハミルトンは考えている。そしてチームは今、マシンからパフォーマンスを引き出す“構築プロセス”にあるとハミルトンは語った。
バーレーンGP決勝でメルセデス勢は序盤からパワーユニットの温度問題で2台とも苦戦を強いられた。ジョージ・ラッセルは一時的に2番手までポジションを上げたものの5位でフィニッシュ。ハミルトンはバッテリーに問題を抱えた上、ブレーキ温度やシートの破損にも悩まされ、予選9番手から挽回したものの7位が関の山だった。
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しかしハミルトンはそうした苦境に苛まれ、“超平凡なレース”だったと振り返る一方で、マシンのポテンシャルを考えると、レース後も前向きになれたという。
「気分は良いし、落ち込んではいないよ」
ハミルトンはレースをそう振り返った。
「でも僕が感じているのは、ここ数年、僕らが色々な問題を抱えていたということだ。それらの問題を抱えながら、何レースもかけて解決しようとしてきた。でも今は築き上げたモノがあり、色々と追加できるプラットフォームがある」
「だから今は、ここから構築していくプロセスだ。その点、僕らは優れたチームだと思う」
レース中、ハミルトンは様々なトラブルに見舞われ、序盤からライバルから後れを取った。
トラブルについてmotorsport.comがハミルトンに尋ねると、彼は次のように説明した。
「しばらくはバッテリーがダメになっていたみたいで、ストレートでずっと遅れていた」
「それでマクラーレン勢に大きく離されてしまった。僕もなんとか問題を解決しようとしたけど、それに10周もかかって、その間にかなりのタイムを失ってしまった」
「解決した後はすぐに挽回しようとしていた。それからブレーキのオーバーヒートもあった。全体的なパフォーマンスはまあまあだった」
ブレーキ温度の問題について、ハミルトンは次のように語った。
「今回はどうなるかわからなかったけど、予定より悪かったのは間違いない」
ハミルトンにとって数少ないバーレーンGPでのハイライトのひとつは、アンダーカットを成功させてマクラーレンのオスカー・ピアストリを交わしたことだった。
「ちょっと楽しかったよ」とハミルトンは言う。
「終盤に追い上げて、最後の方はレースができるようになったと感じていたんだ。でもその差は大きかった。レース序盤で僕は大きく遅れてしまっていたから、残念ながら僕は戦いに参加できなかった」
予選日の時点では、ハミルトンは過去2年とは対照的に、メルセデスが戦えるマシンを手にしたことを示唆していた。
トラブルは抜きに、決勝ではその確証を得ることができたかと尋ねられたハミルトンは次のように答えた。
「まだ判断するのは早いよ。今回のセットアップは理想的ではなかった」
「マクラーレン勢はかなり接近している。でも予選がもっと良かったら、問題があったとしても5位でフィニッシュできていたはずだ。それを差し引いても、おそらくフェラーリには遠く及ばなかったと思う。それでも(レッドブルが先頭を走るため)僕らは3番手チームなんだ」
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