カタルニア・サーキットを舞台に開催されているFIA F3の第5戦。6月22日(土)のスプリントレース(レース1)では、マリ・ボーヤ(カンポス)が優勝した。
F3のスプリントレースは短い21周でのレース。予選上位12名がリバースグリッドとなるため、サンティアゴ・ラモスとサミ・メゲトゥニフのトライデント勢がフロントロウに並び、予選最速のクリスチャン・マンセル(ARTグランプリ)は12番手からのレースを迎えた。
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スタートではラモスとメゲトゥニフがトップ2を堅持。3番手に母国戦のボーヤがつけ、後方のドライバーは激しい序盤のポジション争いを繰り広げつつも、大きなアクシデント無くオープニングラップを終えた。
しかし3周目に入るとトップ2が接近。ターン1で先頭のラモスはイン側のラインを閉めるも、メゲトゥニフは諦めずイン側のラインを強行突破しようと試みた。ただメゲトゥニフに行き場は無く、ターン1の芝生を突っ切ることとなり、ラモスの右リヤタイヤに接触……レースではご法度の同士討ちを喫した。
ラモスはピットでタイヤ交換し、最後尾でレースに復帰することができたものの、メゲトゥニフはリタイア。同じターン1では後方のドライバーにも接触によるリタイアが出たこともあり、1回目のセーフティカー出動となった。
トップ2が接触で優勝争いから姿を消したことで、代わって先頭に立ったのはボーヤ。レースが再開された8周目以降は、攻め立てるマクラーレン育成のアレックス・ダン(MPモータースポーツ)以下を抑えて周回を重ねた。
すると18周目にこのレース2回目のセーフティカーが出動。11位争いを展開していたガブリエレ・ミニ(プレマ)とセバスチャン・モントーヤ(カンポス)が軽く接触……ミニはこれでパンクを喫し、マシンコントロールを失ってモントーヤのマシンに激突したのだ。ランキングリーダーのミニとしては痛いリタイアとなった。
2台がターン5のグラベルで止まり、マシン回収に時間を要したため、セーフティカー先導のままファイナルラップへ。ボーヤが母国戦のスプリントレースを制した。
2位はダン、3位表彰台にレッドブル育成のオリバー・ゲーテ(カンポス)が入った。チームの母国戦でもあるカンポスとしては、嬉しいダブル表彰台となった。
日曜日のフィーチャーレースは予選順位通りのグリッド。スプリントレースでは11位に終わったマンセルがポールポジションからスタートする。
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