初のミッドシップ・コルベットベースのマシンを投入
コルベットレーシングは、新型コルベットベースのマシンで戦う2020年の耐久レースシリーズ「IMSA ウェザーテック スポーツカー選手権」へ向けたドライバーラインナップを発表した。
新型コルベット、2020年レースシーズン始動! 名門チームが鉄壁の布陣を築く
2020年シーズンのIMSA GTルマン(GTLM)カテゴリーへ参戦するのは、ミッドシップ化を果たした8代目シボレー コルベットを基本とする新型レーサー「C8.R」。2020年1月に行われるロレックス・デイトナ24時間レースで初陣を飾る。
ニッキー・キャッツバーグが新加入
今回新たにコルベット レーシングチームのドライバーとして加わったのはニッキー・キャッツバーグ。アントニオ・ガルシアとジョーダン・テイラーとともに、Mobile 1/シリウスXMの3号車でロレックス24時間、Mobile 1 セブリング12時間、そしてロードアトランタで開催される最終戦のMOTUL プチ ル・マンを戦う。
マルセル・フェスラーもオリバー・ギャビン、トミー・ミルナーと組んでMobile 1/シリウスXMの4号車で参戦。総勢6名のドライバーは、ロレックス24時間本戦前の2020年1月3~5日に行われるIMSAテストデー「ロア ビフォア24」にも参加する。
デイトナ、セブリング、プチ ル・マンに挑む
シボレーのパフォーマンス&モータースポーツ担当U.S.バイスプレジデントのジム・キャンベルは説明する。
「デイトナやセブリング、プチ ル・マンといった最高峰の耐久レースへ臨むにあたり、コルベット レーシングは鉄壁の布陣を築きました。ニッキー・キャッツバーグとマルセル・フェスラーの実力はすでにお墨付きといえるでしょう。C8.Rで2020年シーズンを戦うコルベット レーシング チームにとって彼らはとても大切な一員なのです」
キャッツバーグはこれまでにIMSAはもちろん、FIA世界耐久選手権や世界ツーリング選手権といった錚々たるレースに挑んできた。また、FIA GT1世界選手権でコルベット C6.Rを駆り、ル・マン24時間ではC7.Rのテストを行った経験ももつ。
フェスラーは5シーズン連続でコルベット レーシングへ参加。2016年にはギャビンとミルナーと一緒に、デイトナとセブリングでクラス優勝に輝いている。2009年にはコルベット レーシングのドライバーとしてル・マン24時間へ参戦。惜しくもコルベットでの勝利は叶わなかったが、アウディチームで3度の優勝を獲得した。FIA WECドライバーズワールドチャンピオンも手にしている。
史上初のミッドシップで戦う伝統の名門チーム
ニッキー・キャッツバーグのコメントは下記のとおり。
「コルベット レーシングに加わることができてとても幸せです。2011年にコルベットC6.Rのドライバーズシートに収まり、2016年にC7.Rでル・マンのテストデイに参加して以来、このファクトリーチームの一員になる日をずっと夢見てきました。コルベットは何年にもわたって素晴らしい戦績を残し続けてきたアイコンです。ライバルチームのメンバーとしてIMSAで対峙することもありましたが、常に見上げる存在でした。伝統的にコルベットのドライバーはとても強く、そして安定していました。自分が今その仲間になれたことを心から光栄に思っています」
マルセル・フェスラーも語る。
「次のシーズンもコルベット レーシングに戻ってこられたことを非常に嬉しく思っています。良好な関係性とチームワークに恵まれることはとても素晴らしいこと。毎シーズンをコルベット レーシングとともに過ごせることは大変喜ばしいことですが、なにより今年は新しいC8.Rで戦えるのが楽しみです。ミッドエンジンのコルベットでファーストラップを刻める日が待ち遠しくて仕方ありません」
コルベット レーシングの2020年シーズンは、1月25~26日のロレックス・デイトナ24時間レースで幕を開ける。
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