2023年10月28日から一般公開が始まっている「ジャパンモビリティショー2023」(旧東京モーターショー/東京ビッグサイト/11月5日まで)。開催日もあと3日を残すところとなったが、ここで当サイトにて「もう行った人」宛に実施した緊急アンケート結果をお届けします。これから行く人は参考に、もう行った人は思い出を噛み締めてほしい。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、日本自動車工業会
【緊急アンケート結果発表!!】一位は大本命のあの……大盛況のジャパンモビリティショー「もう行った人」が選ぶ最注目ブース&モビリティは…?
【アンケート全結果は「ベストカーMate」にて公開中(要無料登録)】
■豊富な市販モデルの展示と根強いファンの支持
今回の緊急アンケート、ジャパンモビリティショー「もう行った人」へ聞いた項目は主に2つ。「一番興味深かったブースは?」と、「一番興味深かったモビリティは?」。それぞれ1ブース&1モビリティずつしか選べないという鬼仕様。
当サイトおよびSNSにて、開始から24時間で締め切りというタイトな募集だったが、105名の回答をいただきました。感謝。
さてさっそく結果を紹介しましょう。
「一番興味深かったブース」から開票すると、まずいきなり1位は「トヨタブース」。
おお、さすがだ…。
檀上の「コンセプトカー」も人気が高かったが、ブース全体に配置された新型車(ランクル250や新型センチュリー、クラウンセダンなど)も大人気だったトヨタブース。「未来」と「いま」が感じられた
「理由」を書いてくれた人からのご意見をピックアップすると、「先進性がありながら、近い将来市販を期待させる車の展示が多かったこと」、「次世代を牽引する立場としての展示車両を魅せていた。」、「市販される予定のランドクルーザー250やセンチュリーなどを実際に触れることが出来たから」など。市販する新型車を多数展示したことが勝因のようだ。
2位は「マツダブース」。「マツダの電動化の流れが理解できた」、「乗ってみたい車を具現化していて、なおかつ美しい。」、「デザイナーの方が接客し、メタバースをデザインされている世界を体験できたから」などなど、メイン展示車への言及も多かったが、根強いファンからの支持が厚かったところもポイントか。
会場奥に設置された「アイコニックSP」の人気が際立つが、初代ロードスターや、子供向けの2/3ロードスターなど、細かい気配りが行き届いていたマツダブース
3位は「ホンダブース」。「ホンダが好きというのもあるが、今後の様々な分野において可能性を感じたから」、「実際に航空機を製造していて現実的なモビリティへの貢献を感じたため。」、「東京モーターショーからジャパンモビリティショーに名前を変え、一番コンセプトに沿った展示となっていた」。ホンダブースを選んだ人は、皆さんご意見が長いのが特徴でした。愛が深い。
手前に置かれたホンダジェットは乗り込み可能。豪華な内装を味わった人も多数あり。ホンダブースの人気は、小さいモビリティの展示&試乗にもあり
「一番興味深かったブースは?」獲得票数と4位以降は「ベストカーMate」(登録無料)にて公開中
■今回のショーで一番人気はあの「ザ・スポーツカー」!!
続いて「一番興味深かったモビリティは?」を紹介いたします。
1位は編集部内の評価も非常に高かった「マツダ ICONIC SP」。まさかの20票獲得です(つまり全体の約20%)。「RE復活の狼煙とマツダ魂の凝縮を感じた」、「何よりも恰好よくて、可愛いし、本当に完成できれば良いなあ。」、「マーケティングではないクルマへの回帰。所有したくなる美しさ。」と、感極まる感想多し。たしかにカッコよかった。マツダさん、こうなったらガチで市販検討するしかないですな!
全105票のうち20票を集めるという人気ぶりだったマツダのアイコニックSP
2位は同票でした、1台目は「ホンダ プレリュード コンセプト」。「格好よすぎる。今すぐ発売してほしい!」、「自分達の世代の憧れの車だから」、「シンプルにカッコよかったしすぐに市販化できそうだった」。デザインと完成度の高さを評価する声多し。
事前予想では「次期NSXが出るのではないか」と言われていたホンダブース、蓋を開けてみたらプレリュードでした(すみません)。めっちゃこのまま売りそう
同票2位もう一台は「日産 ハイパーフォース」。あのポリゴンっぽいスーパーカーです。「なぜ、GT-Rと認めない。」、「発売されるか気になる」、「現実味が見え隠れしたのと、近くで見れる試みがあったから」と、軽いツッコミ交じりの意見が多かったのが印象的でした。
ポリゴン加工されたような日産ハイパーフォース。フロントグリル中央には「GT-Rっぽい」ギミックがあり。編集部内では「シルエットフォーミュラのスカイラインだ」との声が。若い人には通じてなかったです。無念
「一番興味深かったモビリティは?」獲得票数と4位以降のモビリティは「ベストカーMate」(登録無料)にて公開中
■ジャパンモビリティショー全体の感想、ご意見、提言
ジャパンモビリティショー全体の感想も多くいただきました。おおむね「楽しかった」、「面白かった」、「毎年やってほしい」など好評でしたが、改善点の指摘も多く、なかでも「会場マップは”紙”でほしい」、「配布物は(デジタルではなく)パンフレット型のほうがありがたい」という意見が多かったです。
4年ぶりの開催、大規模会場ゆえのジレンマはあったかと思います。全体的に好意的な意見が多数でした
また、アンケート回答のなかで、「試乗系のイベント」への言及自体が少なかったところも指摘しておきたいポイント。試乗会場が遠く(東ホール7,8のさらに奥)、導線がはっきりしていなかったことと、チケットが瞬殺で申し込み終了したこと、そもそも実施を認知している来場者が少ない印象です。ちょっともったいなかったかと。
とはいえ「ジャパンモビリティショー」は、生まれ変わってこれが第1回。ぜひこれを参考にして、次回につなげてほしい!
皆さまからいただいた「感想」の詳細は、「ベストカーMate」(登録無料)にてお届けしております!!
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みんなのコメント
マツダの赤い車は近づけましたのでよく見ることが出来ました。綺麗ですね。
日産はその対極かと。
ホンダは見た記憶がありません。
トヨタは近寄れませんでした。
人に酔いました。
本筋では無いかもしれませんが個人的には西館3.4が面白かったですね。車の関連品ブースです。
混雑も少なかったので担当の方とじっくり話せました。
試乗があったのは知りませんでしたね。多分乗れなかったことでしょう。
西館1.2は肩透かしでした。でもああいう試みも今後必要なのかな。
南館には子供向けのみかと思ったら実はシュアラスターがあったそう。帰ってから知りました。残念。