ベントレー、SUVベンテイガを初公開

ベントレーは、15日に開幕するフランクフルトショーでのお披露目に先立ち、新型SUV「ベンテイガ（Bentayga）」の概要を発表した。

ベンテイガはベントレー初となるSUV。ボディサイズは全長5141mm×全幅1998mm×全高1742mmと大柄で、全高以外はレンジローバーよりも大きい。

エクステリアデザインは、丸形のヘッドライトや切り立ったラジエターグリル、そこからボンネットへとつながるラインなど、ベントレーらしさが感じられるものに仕上がっている。

エンジンは新設計の6リッターW12ツインターボエンジンを搭載し、最高出力608ps、最大トルク900Nmを発生。大排気量12気筒エンジンの搭載によりライバルとの差別化を図っているのが特徴で、0-100km/h加速は4.1秒を実現。最高速度は301km/hに達することがアナウンスされている。

インテリアは、手作業で細部の仕上がりにまでこだわったレザーシートやウッドパネルにより高級感を演出する。また、マッサージシステムやシートヒーター、ベンチレーション機能などの豪華装備が設定されるあたりはさすが高級車ブランドだ。

なお後席は2人掛けと3人掛け仕様が選べ、2人掛け仕様は電動で18種類の調整が可能なほか、フットレストまで採用される。

納車は2016年初め頃から順次開始される予定となっている。