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ホンダ、『CBR1000RR』と同型のエンジンを搭載した『CB1000ホーネット』を公開。2024年に欧州で発売予定/EICMA 2023

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ホンダ、『CBR1000RR』と同型のエンジンを搭載した『CB1000ホーネット』を公開。2024年に欧州で発売予定/EICMA 2023

 ホンダは2023年11月7日、イタリア・ミラノで開催されるミラノショー『EICMA 2023』に出展するヨーロッパ向け2024年モデルの二輪車ラインアップを発表。ネイキッドタイプのフラッグシップモデルとして、2024年に欧州で発売予定の新型『CB1000 HORNET(ホーネット)』のほか、ニュー・クロスオーバーの『NX500』などを公開した。

■CB1000 HORNET
 
 『CB1000 HORNET』は2017年型『CBR1000RR』に搭載された直列4気筒エンジンを最適化し、110kWを超える出力と100Nmを超える取る句を発揮するエンジンを搭載している。車体には、新開発のスチール製ツイン・スパー・フレームを採用し、フロントには圧縮・伸側ともに調整可能なショーワ製41mmセパレート・ファンクション・フォーク・ビッグ・ピストン(SFF-BP)倒立サスペンションと、ショーワ製ユニットプロリンク・リアショックが組み合わされている。

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 スタイリングでは、超小型デュアルLEDプロジェクターヘッドライトを採用。HORNETの特徴である燃料タンクはフロントは幅が広く、リアは細く絞り込まれている。加えて、小さなシートにより特有の細さを表現。新しいフレームもブラックカラーで統一されている。さらに、スロットル・バイ・ワイヤー(TBW)による電子制御に加え、ライダーは5インチTFTカラーディスプレイに表示される3つのライディング・モードを選択できる。

■CB500 HORNET

 『CB500 HORNET』はHORNETシリーズからインスパイアされたアグレッシブなスタイリングと、HORNETの名にふさわしい象徴的なエアロダイナミクス性能を備えている。カウリングには、燃料タンク上部へ空気を流すヘッドライト・サイド・ダクトが組み込まれ、リニアなステアリングフィールとハンドリングの俊敏性に貢献している。また、視認性を向上させるため、よりワイドに光を照射するLEDを採用している。

 471ccエンジンのパワーとトルクは最大出力35kW、最大トルク43Nmを実現。加えて、フューエル・インジェクションのセッティングを変更することで、低回転域からの加速フィーリングを向上させ、Hondaセレクタブル・トルク・コントロール(HSTC)を採用することで安心感を高めている。

 車体には、41mm径のショーワ製SFF-BP倒立フォーク、ショーワ製リアショック、4ピストンキャリパー付きフロントデュアルディスクを採用。新しい5インチTFTスクリーンは、車両とスマートフォンを連携することで、ハンドルスイッチ及び音声入力により音楽再生や通話などの操作を可能とするHonda RoadSync(ホンダ・ロードシンク)に対応している。

■CBR600RR

 『CBR600RR』は前モデルから大幅に改良された最高出力89kW/14,250rpm、最大トルク63Nm/11,500rpmのエンジンを搭載。アルミ製スイングアーム付きツインスパー・アルミフレーム、41mm径のショーワ製SFF-BP倒立フォーク、ショーワ製ユニットプロリンク・リアショック、ウインドレットを装備したカウリングにより、敏捷な旋回性と優れた安定感を両立したハンドリングを実現する。

 『CBR600RR』は『CBR1000RR-R FIREBLAD』譲りの6軸慣性計測ユニット(IMU)を採用し、TBW制御、5つのライディング・モード、コーナリングABS、9レベルのHSTC、ウイリー・コントロール、リア・リフト・コントロール、エマージェンシー・ストップ・シグナルを装備。電子制御ステアリングダンパー、アシスト/スリッパークラッチ、クイックシフターも標準装備している。

■NX500

 『NX500』はワインディングロードからグラベルトレイル、長距離アドベンチャーまで多様なシーンで楽しめるように設計されている。従来の『CB500X』をベースに、新たなスタイリングとさまざまな仕様・性能のアップグレードを採用している。

 1.5kg軽量化した新しい5スポークアルミキャストホイールの採用で、合計3kg減の196kgになった車両重量に加え、41mm径のショーワ製SFF-BP倒立フォークのスプリングレードとダンピングの見直しで、ハンドリングダイナミクスとフィーリングが向上している。また、新しいフューエル・インジェクションの設定により鋭い加速を実現している。

 さらに、5インチTFTスクリーン、Honda RoadSync、HSTCを採用。スタイリングは新型ヘッドライトを中心に一新され、フロントからリアまで新しい樹脂材を採用し、コンパクトなアドベンチャースタイルの使い勝手と堂々としたシルエット、ソリッドなフォルムをミックスしている。

■CBR500R

 『CBR500R』のスタイリングは、『CBR1000RR-R FIREBLADE』にインスパイアされ、ヘッドライトとテールランプを一新している。ボディワークもウインドレット搭載によってフロントエイドのフィーリングを高めている。新しいフューエル・インジェクションのセッティングにより、低回転域の加速を向上させている。また5インチのフルカラーTFTスクリーンはHonda RoadSyncのインターフェースとしても機能する。

■CB650R/CBR650R

 ネオスポーツ・カフェの『CB650R』の外観はしなやかで、よりダイナミックで、よりキャラクターが強く進化している。フロントのシャープなアングルの新型LEDヘッドライトは、ラジエーターシュラウドを通して、リアのテールランプを組み込んだシャープなリアカウリングへと流れている。

 『CBR650R』は、デュアルLEDヘッドライトのデザインを変更し、上下カウリングを一新。再設計されたテールユニットとともに、スリムながら筋肉質なたたずまいを表現。『CBR650R』のピュア・スポーツさをアピールしている。『CB650R/CBR650R』ともに、Honda RoadSyncの接続を可能にした、5インチフルカラーTFTスクリーンを採用している。

 なお、EICMA2023に出展する『CB1000 HORNET』、『CBR600RR』、『NX500(日本ではNX400)』、『CBR500R(日本ではCBR400R)』、『CB650R』、『CBR650R』、『CBR1000RR-R FIREBLADE』、『CBR1000RR-R FIREBLADE SP』、『CRF1100L Africa Twin』、『CRF1100L Africa Twin Adventure Sports』は日本での販売も予定されている。

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みんなのコメント

4件
  • aki********
    取る句?  
    アホな私は何の事か理解するのに時間が掛かったw
    しかし間違いがないか確認しないのかな?
  • みのっち
    水冷直列4気筒DOHC4バルブ
    とかのエンジン形式書かないんですね
    今のバイク好きはその辺あんまり興味ないのかな
    時代なんでしょうかね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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