こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。今回は再びEICMA2022の様子に少し戻りたいと思います。
EICMAでは多くのイベントやトークショーが用意されている点も見逃せません。2021年に参加した時とはまた違った様子のイベントにも参加させて頂きました。
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・MV AGUSTAプレス発表会 昔は多くのメーカーが展示会場の外で開催していたそうで、タクシーを使ってハシゴしても全て周りきれないくらいだったとか。ミラノ市内にあるMV AGUSTA店舗にて行われたプレス発表会では2台の車両がアンベールされました。店内には、歴史あるマシンの展示もあり、個人的にはシートの作りがまさに座布団のような一台が気になりました。ライダーが快適に乗れるように進化しているんだなと感じます。
・スーパーヴェローチェ1000セリエオロロケットカウルとマフラーが4本出しというインパクトが強い車両
・921sコンセプトモデルとのこと、今後どんな発展が進むのか期待したいです。
通算15タイトルを獲得したイタリア出身のレジェンドライダー ジャコモ・アゴスチーニさんも登場。アンベールの際は早くマシンが見たいという気持ちからなのか、幕をざっと取ってしまう様子が印象的でした。ガラス張りのお店構えなので、歩道には興味津々の人だかりも。ちなみにMV AGUSTAはEICMA会場でのブース出店はありませんでした。
・ドゥカティ・プレスカンファレンス 会場は、閉場後のドゥカティ・ブースにて。厳重なセキュリティの中参加させていただきました。ジャーナリストの河野さん様様です…。今年も大変お世話になりました。
食事のケータリングサービスにドリンクサービス(もちろんアルコール有り)も行われ、展示されているマシンに囲まれながら始まるまで待機だったのですが、大事な製品を展示しているのに飲み食いしながらざっくばらんでいいのかなと何度思ったことか(笑)。こんな機会2度とないと思うので、日本とはまた違う文化を堪能できました。
案の定なかなか始まらなかったものの、今年見事シリーズチャンピオンを獲得したフランチェスコ・バニャイヤ選手とエネア・バスティアニーニ選手、そしてテストライダーのミケーレ・ピロ選手が登場。
エネア選手は2023年からファクトリーチーム入りということで、赤いチームウエアでの登場でした。つい数日前までは薄紫色のグレシーニレーシングチームの色だったので、まだ見慣れないな~なんて思いつつシーズンが終わったら即切り替えて次に目を向けて進んでいくのですね。
チャンピオン獲得マシンに、2023年からMotoEのサプライヤーとして供給されるマシンの展示もあり、今年はどんなMotoGPシーズンになるのか楽しみです。
・外の特設ステージにて 野外エリアもEICMA入場券があれば自由に行き来することが可能です。2021年のバレンティーノ・ロッシ選手のプレミアムトークショーだけが有料イベントだったようです。
特設ステージでは、多くのライダーを招いてのトークショーが行われていたのですが、MotoGP 2022チャンピオン獲得直後のフランチェスコ・バニャイヤ選手のトークショーは目玉。MotoGP最終戦のバレンシアGP終わってから一度も家に帰る暇もなく会場に来たんだとか。
会場に来ると情報が出たのがトークショー開催2日前。多忙すぎるスケジュールを調整してファンに会いにきてくれたのですね。トークイベント終了後、サインを求める人でステージ前がごった返してしまい、私も押し潰されてもみくちゃになりましたが、それくらいファンの熱量があるということを実感しました。
・鈴木竜生選手 ステージのタイムスケジュールには記載がなかったのですが、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦している鈴木選手のトークショーをたまたま聞くことができました。全てイタリア語で展開されるトークショーだったので、内容は一ミリもわかりませんでした……。鈴木選手はもはやイタリア人ですね。
目の前にいた男の子がサインを欲しがっていたけど、何も持っていなかったので紙とペンを渡してあげたらサインをもらいに行っていました。同じ日本人が異国の地で頑張って、ファンに応援されている様子を見ることができるのはやっぱり嬉しい。今シーズンもレオパード・レーシングより継続参戦するとのことなので、応援していきましょう! 私も写真を撮っていただき、ありがとうございました。
ポル・タレス選手 ヤマハの大型アドベンチャーモデル「テネレ700」を手のよう足のように操るタレス選手。2022年完走率1%というエルズベルグロデオにもこのバイク出場したという、スーパーマンです。
トークショーが始まる前に、今日はコース走行しないのですか? と聞いて見たところ「今日はバイクに乗る格好をしていないから無理だよ~」なんて言っていましたが、トークショーが始まる前にお馴染みのバイクでサクッとコースを走り、ファンへご挨拶。さらにトークショーの登場時は、チームスタッフさんをテネレのタンデムシートに乗せてステージに登場したり、ステージ上から降りてファンにサインをし始めるなどサービス精神旺盛な選手でした。
ぜひ一度インスタグラムで動画を見ていただきたい。どうなってるの? と衝撃動画が満載です。
・スーパーエンデューロ/スーパークロス/クワッドレース 2021年同様に特設のレース会場が作られており、イタリア国内選手権の大事な一戦として、スーパーエンデューロやスーパークロス、クワッドレースが行われました。
中でもRiders 4 Ridersというレースが気になったので調べてみると、脊髄損傷の治療のための研究を支援するための非営利団体だそうで、チャリティーを兼ねてレースが開催されているようです。
2021年と大きく変わった点は、観戦席が新設されており、座って観戦ができるようになりました。やはり新型コロナウイルス感染対策としてソーシャルディスタンスを保つために観客席を作っていなかったのでしょうか。
展示会場のすぐ脇に作られる特設コースで行われる為、普段レースとは関わりのない方にも気軽に見てもらえる環境がEICMAで行われるイベントの魅力の一つだと思います。そんな私も2021年のEICMAで始めて出会ったスーパーエンデューロレースに魅了され、ドイツまで観戦に行っちゃいましたから!
バイクの楽しさを凝縮し、憧れのライダーのお話も聞けてレースまで観れてしまうEICMAはやっぱり特別。会場も広い上にコンテンツが多いので、2~3日かけてゆっくり会場を見れるとベストかもしれません。今年も11月7日~12日 会場は同様RHO FIERA MILANOで開催が発表されています! もし機会があれば、ぜひ現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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