アウディが「e-tron スポーツバック コンセプト」と名付けたショーモデルを、上海モーターショーにて世界初公開した。アウディファンであれば“e-torn”というネーミングからもわかるように、こちらは電動車両のコンセプトカー。しかも、次世代の電動車両を礎となるアーキテクチャを示しており、単独のコンセプトカーとしてだけでなく、アウディのEV計画の未来像を示すものとして大いに注目が集まっている。
そのプロフィールは、プラットフォームの床一面にバッテリーをレイアウトし、前後それぞれを独立したモーターで駆動するというもの。バッテリーの総電力量は95kWhとテスラ並で、航続可能距離は500km。前後モーターを合計した最高出力は320kWで、ブーストモードでは370kWまで達する。最大トルクは800Nm、最高速度は210km/h、0-100km/h加速は4.5秒と俊足だ。
電動アーキテクチャのほか、内外装のデザインもアウディが進む道を示している。クーペSUV的なルックスや未来的なインテリア、そしてOLEDによるマトリクスLEDヘッドライトといった技術も採用される。電子制御により様々な照射制御が可能なマトリクスLEDヘッドライトは、明るくするというヘッドライトの機能のほかに、たとえば路面にロードサインを照射して周囲に進行方向を示すといったコミュニケーションとしての機能も併せ持つ。
ところでこのところ欧州各社からEVの投入が相次いでいる。iシリーズを実用化したBMWの他にも、フォルクスワーゲンが普及クラスのEV投入を明確にし、昨年9月末のパリサロン以降、その方向性を示すコンセプトカーの「I.D.」シリーズを展開している。またメルセデスもEVブランド「EQ」の展開を発表し、パリサロンでSUVのコンセプトカーを披露した。
そうしたなか明らかにされたアウディの最新のEV戦略は、2018年に5ドアのSUVの「アウディ e-tron」を市場に投入し、このクーペSUVタイプの「e-tron スポーツバック コンセプト」は2019年に発売が予定される。さらに今後5年間で5モデルもリリースしたいという発表もされている。
航続距離が長く、出力面でも“高性能”を誇れるレベルで、さらにその他の装備・技術面でも新しい時代を切り開くe-tron スポーツバック コンセプト。すでに市販化に向けたカウントダウンは始まっている。
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