この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2023のGRブースを紹介
本家Gクラスオーナーも認めた! 大変身「G 62(ジムニー)」が凄すぎて笑う
■GRパーツを装着されたGRヤリスやGRカローラは圧倒的な存在感
■初代86のリフレッシュプロジェクトも紹介された
登場したてのGRカローラが早くもイジられていた
大阪オートメッセのTOYOTA GAZOO Racingブースには多くの車両たちが展示されていました。魅力的な車両ばかりなのはもちろんですが、今回は同時に展示されていたGRパーツたちに注目。話題の新型車から旧車まで、あらゆるジャンルをカバーしているGRパーツたちに多くの人が足をとめていました。
トヨタから久々のハイパワー4WDとして登場したGRヤリス。すでにGRパーツがラインアップされていますが、「GR PARTS CONCEPT 2023」と題して新しいGRパーツを身にまとった車両が展示されていました。限定車のGRMNのパーツを今後展開予定とのことで、外装パーツとしてカーボンフード、リヤウイングなど、内装にはRECARO製のフルバケットシートやウルトラスエードを採用したステアリング、シフトノブなどを装着。また、機能系パーツも展開される予定で、以前から販売されているものに比べて整備性を多少犠牲にし、駆動系の冷却性能をさらに上げたクーリングエンジンアンダーカバーなどが展示されていました。
そして、話題の4WDスポーツとして外せないのがGRカローラです。2022年末に発表され、今クルマ好きの間で話題になっているこのモデルですが、早くもGRパーツを装着した車両が展示されていました。装着したエアロパーツは佐々木雅弘選手がプロデュースしたもの、前後左右のディフューザーはしっかりとした空力効果を狙った設計となっています。FUJITSUBO製のマフラーやミシュラン・パイロットスポーツCUP2なども装着しており、各種パーツはオプション設定やGRガレージでの販売を検討しているそうです。
CVT車でもスポーティな走りを楽しめるパーツ
見えない部分の走りに関する機能系パーツの展開が熱かったのがヤリスCVT、GRヤリスRSに向けたパーツ類たちです。ラリーの現場で開発されたスポーツCVTのECUは、パワーモードでエンジン回転数を高回転にキープし、コーナー立ち上がり時のレスポンスアップを狙ったアイテム。CVTでもスポーティな走りを楽しむことができます。
また、これまであまりなかったCVT用の機械式LSDも用意。ATに使用している不織布を採用した摩擦材を使用することにより、MT車と同じ容量の機械式LSDの開発を実現しました。現在検証中ではあるものの、メンテナンスに関しても数万キロに1度オイル交換をする程度で済むほど、メンテナンスフリーなパーツになる予定で、CVT車でのスポーツ走行の幅が広がりそうなアイテムです。
そのほか、先代となるZN6の86のリフレッシュプロジェクトも紹介されていました。こちらは具体的なパーツの展示などはありませんでしたが、説明員に多くの来場者が熱心に話を聞いていました。現在でも社内の運転教習で使われているZN6ですが、ハードに走りこむため教習車は定期的にリフレッシュをしています。そのリフレッシュで得たノウハウがこのプロジェクトに生かされていて、交換すると新車に近づくと判断された部分がプランに盛り込まれる予定となっています。
上記で紹介した以外にもGRヘリテージパーツなど、多くパーツ類が展示されており、マニアな来場者たちが熱心に見入っていました。多くの需要に応えるGRパーツの展開に今後も目が離せません。
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