メルセデス・ベンツ日本は、中核モデルであるEクラスに、新しく「メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+(PHEV)」(セダン/ステーションワゴン)を追加し、発売しした。また、通常ラインアップに加えて、導入記念限定車として「メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+エディション1(PHEV)」を発売する。
Eクラスは、1946年に発表されたW136型以来、常に時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。2024年1月に導入された新型Eクラスは、パワートレインを全てのモデルで電動化した。
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また、サードパーティ製のアプリケーションを使うことができる最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)や、有償オプションのセンターディスプレイと助手席ディスプレイを一体型にしたMBUXスーパースクリーンなどを新たに搭載。機能性と快適性を大きく向上させ、デザインを一新して生まれ変わっている。
エクステリアデザイン
E53のフロントデザインは、通常のEクラス比+20mmのワイドなプロポーションとなっており、専用デザインのAウィングが際立つ大開口のフロントエプロンや、AMG伝統の縦ルーバーには先進的なイルミネーテッドラジエターグリルを採用し、AMGの新しいパフォーマンスモデルであることを明確に主張するアグレッシブな表情を形成している。
さらにサイドはキャブバックワードデザインが特徴の美しいEクラスのスタイリングに、「TURBO HYBRID」のエンブレムを備えたフェンダーアクセントや2つのホイールアーチを繋ぐサイドスカートを加えることで、AMGならではのレーシングスピリットに溢れたスタイリングへと昇華した。ホイールには10ツインスポークデザインの20インチAMGアルミホイールを採用し、足元に圧倒的な存在感を与えている。
またリアエンドには、AMGのパフォーマンスハイブリッドを示す赤く縁どられた「E53」のエンブレムや、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、ディフューザーフィンが特徴的なリアエプロン、そして片側2本ずつのラウンド形のエグゾーストエンドが、AMGならではの鮮烈なオーラを放っている。
インテリアデザイン
インテリアデザインは、新型Eクラスに備わる最先端のデジタル技術とAMGならではのパフォーマンスを叶える装備が高次元で融合。インテリアトリムは、上質な印象を与えるライトシルバーメタリックインテリアトリムを標準設定している。
グリップが大胆に絞り込まれたAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー)には、液晶ディスプレイ付のAMGドライブコントロールスイッチや、アルミニウム製のパドルシフトが備わり、ステアリングから手を離すことなく様々な操作が行えるほか、センタースポーク下部に刻まれるAMGのレタリングが、視覚的にもドライバーの気持ちを高揚させる。
そしてナッパレザーが上質さを感じさせるAMG専用デザインのスポーツシートは安定したドライビングポジションをキープする設計により、長距離ドライブでの快適性を兼ね備えている。なお前席のバックレストにAMGロゴの刺繍が、ヘッドレストにはAMGクレストがエンボス加工されている。
Burmester4Dサラウンドサウンドシステムや熱反射・ノイズ軽減ガラス、ドアクロージングサポーターなどの快適装備も標準となる。また、有償オプションのAMGカーボンパッケージを選ぶと、AMGパフォーマンスステアリング(カーボンファイバー/MICROCUT)やAMGカーボンファイバーインテリアトリム/AMGカーボンファイバーセンタートリムが装着される。
さらにインフォテインメントシステムには、ルーティン機能やサードパーティ製アプリに対応した第3世代のMBUXを採用している。14.4インチのメディアディスプレイと12.3インチのコックピットディスプレイには、AMG専用メニューやコンテンツが用意されており、走行に必要な各種データをグラフィカルに表示することでスポーツドライビングをサポート。また、これらに加えてエネルギーフローやEV航続距離、充電状況などプラグインハイブリッド専用のメニューも用意されている。
有償オプションのデジタルインテリアパッケージを選ぶと、インテリアトリムはブラックピアノラッカーインテリアトリムとなり、助手席用ディスプレイを備えたMBUXスーパースクリーンや3Dコックピットディスプレイが装着される。
なおサウンドシステムには、従来の3Dサウンドより、さらにエモーショナルな4Dサウンドを実現するBurmester4Dサラウンドサウンドシステムを標準装備。立体的なサウンド効果を発揮するDolby Atmosに対応するほか、前席にはエキサイターが内蔵されシート自体を共鳴させることで、これまでにないダイナミックなサウンド体験を提供する。
パワートレイン
新型E53には、定評のあるM256をさらに進化させた3.0リッター直列6気筒ターボエンジンM256Mに高出力モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用している。
M256Mはターボのブースト圧を1.5barまで高めたことや新たにプログラミングされたソフトウェア、冷却装置の追加などにより、449PS(330kW)/560Nmを発揮。トランスミッションに統合された163PS(120kW)/480Nmを発揮する高出力の永久磁石同期モーターは、発進時の俊敏な加速を力強くブーストし、システムトータルで585PS(430kW)/750Nmを実現。RACE START時はシステム最高出力が612PS(450kW)まで高まる。
このように圧倒的な動力性能を誇りながら、EV走行換算距離(等価EVレンジ)は、セダンが101km(WLTCモード 国土交通省審査値)、ステーションワゴンが97km(WLTCモード 国土交通省審査値)とロングレンジを実現。日常走行をほぼ電気のみでまかなうことも可能で実用性にも優れている。
導入記念限定車「メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+エディション1(PHEV)」
E53の導入記念限定車として導入される「エディション1」は、エクステリア、インテリアともに数多くの特別装備を纏い、よりパワフルな雰囲気を演出したモデルとなっている。
そのエクステリアは、AMGレタリングが際立つブラックの専用デカールにフロントスプリッターやエグゾーストエンドなど各所がハイグロスブラックとなる「AMGナイトパッケージ」に加え、フロントグリルやエンブレムなど各所がダーククロームとなる「AMGエクステリアナイトパッケージll」、ドアミラーやトランクリッドスポイラー(セダンのみ)がカーボンファイバーとなる「AMGカーボンパッケージ」、そしてマットブラックの21インチAMGアルミホイール(鍛造)などが装備され、アグレッシブなスタイリングに仕上げられている。
さらにボディカラーは、セダンがMANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)と有償オプションとなるエディション1専用のMANUFAKTURオパリスホワイトマグノ(マット)の2色から選ぶことができる。なおステーションワゴンは、標準装備のエディション1専用MANUFAKTURオパリスホワイトマグノ(マット)のみとなる。
インテリアは、上質なブラックと随所にあしらわれたイエローアクセントのコントラストが特別感を演出。ヘッドレストにEdition1の刺繍が入ったブラックのAMGパフォーマンスシート(ナッパレザー、イエローステッチ入)やイエローシートベルト、イエローに輝くイルミネーテッドステップカバー、イエローステッチ入りのAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)、そしてEdition1の刻印が入ったAMGカーボンファイバーセンタートリムなどが装備され、よりレーシーになっている。そのほか、MBUXスーパースクリーンや専用インドアカーカバーなども装備される。
【メーカー希望小売価格】
メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+(PHEV) 16,980,000円(税込)
メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+エディション1(PHEV) 21,050,000円(税込)
メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+ステーションワゴン(PHEV) 17,260,000円(税込)
メルセデスAMG E53ハイブリッド 4MATIC+ステーションワゴン エディション1(PHEV) 21,680,000円(税込)
関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/
構成/土屋嘉久
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