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テープタイプで手軽に「流す」ことも可能! 光モノの最前線は「ウインカーカスタム」だった

掲載 更新 91
テープタイプで手軽に「流す」ことも可能! 光モノの最前線は「ウインカーカスタム」だった

欧州車から始まった“流れる”ウインカー

 街中を走っている最近の欧州車や国産高級車など、光が流れるように点滅するウインカーを見かけることが多くなったと思う。一般的に「シーケンシャルウインカー」や「シーケンシャルターンランプ」「連鎖式点灯ウインカー」と呼ばれるモノだ。

前期型アルファード&ヴェルファイアの「後期ルック」に挑戦してみた

 これは数年前にアウディTTをはじめ、メルセデス・ベンツAMG GTなど欧州車で純正採用されたのがはじまりとなる。それ以降、レクサス各車やアルファード&ヴェルファイア、C-HRなど、今や国産車でも続々と純正採用され、確実に定番化しつつある点灯方式だ。

流れ方や速度などに法的な基準あり

 純正採用されていることからもわかるように、光が流れていても保安基準をクリアすることができるのだが、その流れ方や速度などに決まりがある。一番重要なポイントは点灯の仕方で「1灯目に点灯した光が、一番最後の1灯が消えるまで点灯し続けていなければならない」こと。

 消灯の仕方にも基準があり、「順番に点灯してきたすべての光が同時に消える」必要があったり、細かい規定があるのだ。しかも光が流れる方向は「ボディの内側から外側に向けて」というのが必須で、その流れ方は左右対称でないといけない。

 流れる速度についても「1分間に60回以上120回以下」であることが条件で、流れる速度は常に一定でなければならない。もちろん明るさや照射角、視認性などは通常の点滅式ウインカーと同じ基準が存在する。

アフターパーツでの実現も可能

 そしてクルマのドレスアップに敏感なユーザーであれば、この「光が流れるウインカー」を愛車に取り入れて最旬仕様に仕上げたいと考えるのは当然の流れ。実際に後付けで実現できるアイテムが各アフターパーツメーカーから発売されている。車種に合わせて長さを調整できるテープ状のLED、車種専用品のヘッドライトやテールランプなど、早速紹介していこう。

長さをカットできる汎用の「テープLED」

 テープ状にLEDが並べられたアイテムは、各社からさまざまなタイプが発売されている人気のカスタムパーツだ。例えばGファクトリーの「流れるLEDウインカー導光チューブ」は、ウインカー線とマイナス線を接続するだけで、ウインカーを出すと端から流れながら点灯する仕組み。

 点灯の仕方は純正と同じで、光の流れ方や速度もなめらかで高級車のウインカーをリアルに再現している。晴れた昼間でも視認しやすい明るさを実現しており、存在感は格別だ。

 商品の長さは21cmと61cmの2タイプがあり、特徴はどちらも2種類の使い方ができること。裏面の両面テープをライトのレンズ面に貼り付けて正面を見せる方式と、ライトとバンパーやボンネットの隙間に差し込むように貼ってチューブの側面を見せる方式、どちらでも取り付けできる。

 21cmタイプは4LEDごと、61cmタイプは3LEDごとにカットできるため、車種や装着箇所に合わせてピッタリとフィットさせられるのもメリットだ。

保安基準適合の「テールランプ」も各社から発売中

 続いては純正とまるごと交換するタイプのテールランプ。こちらもドレスアップシーンでは定番のアイテムだが、各種ヒカリモノ関連をリリースする「ヴァレンティジャパン」からは、シーケンシャル仕様のテールランプがラインナップされている。

 人気の20系/30系アルファード&ヴェルファイア用をはじめ、C-HRやセレナ、60系ハリアーなど車種設定が豊富で、いずれもウインカー部がシーケンシャル化されている。

 しかもテールランプ裏に出ている配線を接続するかしないかによって、通常の点滅使用に変更することも可能だ。保安基準適合品となるため、安心して装着できるのも嬉しいポイントだ。

「ドアミラーウインカー」も“流せる”

 純正でドアミラーにウインカーが内蔵されている車種であれば、そこを光が流れるLEDへと変更するパーツも出ている。「アベスト」や「レヴィーア(またはライツ)」などから発売されている商品がそのアイテムで、純正のLEDユニットと交換(車種によってはドアミラーカバーごと交換)することで、ドアミラー部分もシーケンシャル化が可能に。

 ヘッドライトとテールランプのウインカーが流れる仕様になっているクルマであれば、是非ここもシーケンシャル化して統一感を図りたいところだ。

アル&ヴェル前期型用「フロントウインカー交換キット」

 少し上級者向けとなるが、30系前期のアルファード&ヴェルファイアのヘッドライトをシーケンシャル化できるキットがある。それがスマートから発売されている「シーケンシャルウインカーキット」だ。

 装着にはヘッドライトを分解する必要があるのだが、分解さえできればあとはヘッドライト内の一部の純正パーツを外し、代わりに製品を取り付けるだけでLEDの流れるウインカー化が実現できる。

 そして配線作業が不要で取り付けられるというのも画期的。装着後は消灯時・点灯時とも純正風で、極めて自然。LED自体も明るく、昼間でもしっかり目立てる。アルファード&ヴェルファイアの前期型オーナーは要注目のアイテムだ。

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みんなのコメント

91件
  • 相変わらずここもヤフコメ並みの地獄感
  • ウィンカー出さない輩が装着して出すようになるんなら
    どんどん普及してもらいたい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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