現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【今日は何の日?】初代ミニカトッポ発表 29年前 1990年2月21日

ここから本文です

【今日は何の日?】初代ミニカトッポ発表 29年前 1990年2月21日

掲載 更新
【今日は何の日?】初代ミニカトッポ発表 29年前 1990年2月21日

いま見るとアンバランス感がたまらなくかわいいのが初代ミニカトッポ。初代ワゴンRが発売されたのが1993年なので、「ハイト系軽ワゴン」の先駆けとも言えるのがこの1台です。1990年、バブル景気が衰退していったのがこの年でした。

初代ミニカトッポってどんなクルマ?
ミニカは、1962年に登場した三菱自動車(当時は新三菱重工業)初の軽自動車。2011年に販売が終了するまで、8代、およそ半世紀も続いたモデルだ。

えっ! ナンバープレートに、アルファベットが入っているのはなぜ?【くるま問答】

1990年1月1日に、軽自動車の新規格が施行され、その規格に対応して1990年2月21日に登場したのが、新サイズになったミニカ。これは、前年に登場した6代目ミニカをベースに、エンジン排気量を660cc化。さらにバンパーで30mm、ボディ本体で70mm拡大したモデルだ。このタイミングで、商用バンの「ミニキャブ」、軽トラックの「ミニキャブトラック」もボディサイズ/排気量を拡大して登場している。

その「新規格ミニカ」と同時に発売されたのが、初代ミニカトッポだ。当時はバブル景気真っ盛り。遊びやレジャーにも気軽に使えるセカンドカーの要求も高まっており、それに対応した新しいコンセプトの1台だった。

特徴は、ミニカに比べて230mm高いルーフ。全高1695mmで、そのヘッドルームの余裕を活かし、ミニカより30mm高いシートポジションを採用、見晴らしの良い快適なポジションを実現した。

ボディの特徴としては、運転席側のドアが助手席側よりも小さい「左右非対称ドア」を採用したこと。左側(歩道側)は、後席へのアクセスがしやすい大型ドア、右側はドライバーの狭い場所での乗り降りしやすさを重視して小型ドアを採用している。

バックドアは横開きタイプ。さらに跳ね上げ開閉式のガラスハッチが設けられていた。

乗用車は「セダン」、商用車は「バン」という名前となる。エンジンはミニカと同じ660ccを搭載。「セダン」はSOHC5バルブキャブ/DOHC5バルブキャブ/DOHC5バルブECIマルチの3種類、「バン」はSOHCの1種類が用意された。

1993年には2代目にフルモデルチェンジ。1998年には軽自動車規格の改正があり販売が終了になった。ここでミニカトッポの車名は消え、後継車種は「トッポBJ」名になった。

ハイト系軽自動車の代表モデルとなった初代ワゴンRが発売されたのは1993年のことだから、ミニカトッポはその先駆けとも言える歴史的な軽自動車、ということもできる。

車両価格(当時)
セダン 2WD「Q」 82万3000円(5速MT)/86万6000円(3速AT)
セダン 2WD「Q2」 89万3000円(5速MT)/93万6000円(3速AT)
セダン 4WD「Q4」 99万8000円(5速MT)/105万1000円(3速AT)
バン 2WD「C」 59万8000円(4速MT)/66万円(3速AT)

1990年には何があった?
ニュース
●バブル経済崩壊で株価暴落
●F1日本グランプリで鈴木亜久里氏が日本人初となる3位入賞
●スーパーファミコン発売

ヒット曲
●おどるポンポコリン B.B.クイーンズ
●さよなら人類 たま
●今すぐKiss Me LINDBERG

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日本勢4名それぞれの戦いと想い。第71回マカオGP FRワールドカップ/予選レース後コメント集
日本勢4名それぞれの戦いと想い。第71回マカオGP FRワールドカップ/予選レース後コメント集
AUTOSPORT web
6速MT搭載! トヨタの「“超凄い”ハチロク」公開! 旧車なのに「“新型”レビン」!? 超軽量ボディ×FRでめちゃ楽しい「AE86 BEV」の正体とは
6速MT搭載! トヨタの「“超凄い”ハチロク」公開! 旧車なのに「“新型”レビン」!? 超軽量ボディ×FRでめちゃ楽しい「AE86 BEV」の正体とは
くるまのニュース
都内から約1時間!? 登山とグルメが魅力の高尾山ツーリング!石塚健のツーリング日記
都内から約1時間!? 登山とグルメが魅力の高尾山ツーリング!石塚健のツーリング日記
バイクのニュース
ランボルギーニ、2026年に向け新カスタマーレーシングカー『テメラリオGT3』のリリースを予告
ランボルギーニ、2026年に向け新カスタマーレーシングカー『テメラリオGT3』のリリースを予告
AUTOSPORT web
スポーティで疲れにくいリクライニングシート、ブリット「エルゴスター」に最新モデル追加
スポーティで疲れにくいリクライニングシート、ブリット「エルゴスター」に最新モデル追加
レスポンス
新型[フリード]が高評価!! ライバル対策もバッチリ! ホンダの人気車を徹底採点
新型[フリード]が高評価!! ライバル対策もバッチリ! ホンダの人気車を徹底採点
ベストカーWeb
勝ったのは”セナ”。小学生カーターたちが大人顔負けの真剣勝負:佐藤琢磨主催「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE 2024」ファイナル
勝ったのは”セナ”。小学生カーターたちが大人顔負けの真剣勝負:佐藤琢磨主催「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE 2024」ファイナル
motorsport.com 日本版
ニスモ40周年・トムス50周年・モデューロ30周年と2024年はワークスの周年祭り! クルマ好きのハートに火を灯し続ける3ブランドヒストリー!!
ニスモ40周年・トムス50周年・モデューロ30周年と2024年はワークスの周年祭り! クルマ好きのハートに火を灯し続ける3ブランドヒストリー!!
WEB CARTOP
“世界最古のバイクメーカー”から新スクランブラー「ベア650」誕生! “1960年代のレーススピリット”を体現したスタイリングがカッコいい
“世界最古のバイクメーカー”から新スクランブラー「ベア650」誕生! “1960年代のレーススピリット”を体現したスタイリングがカッコいい
VAGUE
コラピントの活躍に沸くアルゼンチン。F1開催復活に向けて動き出すも「多くのハードワークが必要になる」
コラピントの活躍に沸くアルゼンチン。F1開催復活に向けて動き出すも「多くのハードワークが必要になる」
motorsport.com 日本版
MotoGP連覇がストップしたバニャイヤ、マレーシアの転倒後に“V逸”を悟っていた?「あのミスは最も受け入れがたい」
MotoGP連覇がストップしたバニャイヤ、マレーシアの転倒後に“V逸”を悟っていた?「あのミスは最も受け入れがたい」
motorsport.com 日本版
ホンダのSUV『パスポート』新型、本格オフロード仕様「トレイルスポーツ」発表…足回りを専用チューン
ホンダのSUV『パスポート』新型、本格オフロード仕様「トレイルスポーツ」発表…足回りを専用チューン
レスポンス
アバルト×ブレイル、「アバルト695 70thアニヴェルサリオ」インスパイアの新作ウォッチでスコーピオンのアニバーサリーを祝う
アバルト×ブレイル、「アバルト695 70thアニヴェルサリオ」インスパイアの新作ウォッチでスコーピオンのアニバーサリーを祝う
LE VOLANT CARSMEET WEB
「ここは私道、ですが有料です」走れば納得の絶景!? いろいろ特殊な関東「私設有料道路」の“使いみち”
「ここは私道、ですが有料です」走れば納得の絶景!? いろいろ特殊な関東「私設有料道路」の“使いみち”
乗りものニュース
SUVに飽きた!? ならばピックアップはどうだ! 日本じゃ買えないモデルも多い 国産「ピックアップトラック」の魅力とは
SUVに飽きた!? ならばピックアップはどうだ! 日本じゃ買えないモデルも多い 国産「ピックアップトラック」の魅力とは
VAGUE
この感じ、体感しなきゃわかんない! G-TENSHAの原付二種電動モタードモデル「DMS-1」に、「つぐみライダー」が試乗
この感じ、体感しなきゃわかんない! G-TENSHAの原付二種電動モタードモデル「DMS-1」に、「つぐみライダー」が試乗
バイクのニュース
英国メディアが自国のドライバーを好意的に扱うという意見に対し、解説を務めるブランドルは「そのようなことはない」と否定
英国メディアが自国のドライバーを好意的に扱うという意見に対し、解説を務めるブランドルは「そのようなことはない」と否定
AUTOSPORT web
イチオシ機能の“実効空力”は本物なのか? ホンダアクセス「モデューロ」が30周年!
イチオシ機能の“実効空力”は本物なのか? ホンダアクセス「モデューロ」が30周年!
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

63.5134.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.074.9万円

中古車を検索
ミニカトッポの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

63.5134.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.074.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村