9月13日、2024年FIA F2第12戦バクーの公式予選が行われ、リチャード・フェルシュフォー(トライデント)が最速タイムを記録し、9月15日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。
宮田莉朋(ロダン・モータースポーツ/TGR WECチャレンジプログラム)は16番手で予選を終えている。
30分間の予選は日本時間20時(現地時間15時)より、気温30.3度、路面温度46.0度という快晴のもとでスタートを迎えた。なお、予選開始直前にピットレーンでビクトール・マルタンス(ARTグランプリ/アルピーヌ育成)の左フロントブレーキが発火するシーンも見られたが、無事消火ののちコース入りを果たしている。
ストリートコースゆえにセッション赤旗中断のリスク高いバクー市街地サーキット。全車セッション序盤からコースインし、早めのタイム出しに入った。
各車ファーストアタックに臨むなか、セッション開始8分というところでフェルシュフォーが1分56秒023をマークし、暫定首位におどり出る。フェルシュフォーはクールラップを挟んで臨んだセカンドアタックで自己ベストを1分55秒655まで伸ばす好調ぶりを堅持した。
セッション前半を終えた時点でフェルシュフォーから0.079秒差の2番手にマルタンス。0.464秒差の3番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(プレマ・レーシング/メルセデス育成)と続き、5番手に今回がデビューレースとなったガブリエレ・ミニ(プレマ・レーシング/アルピーヌ育成)というオーダーとなった。
各車2セット目のオプションタイヤ(スーパーソフト/パープル)に履き替え、残り10分を切ったところで再びコース入り。入念なウォームアップを経て、残り5分30秒というところから最後のアタックに入った。
しかし、ここでまさかのアクシデントが起きた。ターン1でポイントリーダーのアイザック・ハジャル(カンポス・レーシング/レッドブル育成)とジョセップ・マリア・マルティ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)がともにブレーキングで止まりきれず、ターン1先のバリアに数秒差で、並ぶように突っ込んでしまった。ふたりはともにブレーキを失ったという無線を飛ばしており、何かしらのメカニカルトラブルがあった可能性がある。
2台のレッドブルカラーのストップにより、残り時間4分14秒というところで予選は赤旗中断となった。このアクシデントは今季のドライバーズタイトル、そしてチームタイトル争いに大きく影響を及ぼすことになりそうだ。
セッション再開を迎えると、時間的にタイムアップのチャンスは1アタックのみとなった。アウトラップからサイド・バイ・サイドとなるなど、コース上の位置取りにも駆け引きが行われるなか、アントネッリがセクター1で全体ベストを更新する。
アントネッリは1分54秒874を叩き出し、初ポール獲得かと思われた。しかし、セクター2最速を更新したフェルシュフォーが1分54秒857と、アントネッリを0.017秒上回り、5月の第5戦モンテカルロ以来となる自身2度目のポールポジションを獲得した。
2番手アントネッリ、0.245秒差の3番手にマルタンス、4番手にゼイン・マローニ(ロダン・モータースポーツ/ザウバー育成)、5番手にクッシュ・マイニ(インビクタ・レーシング/アルピーヌ育成)、6番手にランキング2位につけるガブリエル・ボルトレート(インビクタ・レーシング/マクラーレン育成)が続いた。
宮田の自己ベストは1分56秒696となり、トップから1.839秒差の16番手に終わった。また、今大会でFIA F2デビューを果たしたガブリエレ・ミニ(プレマ・レーシング/アルピーヌ育成)は8番手、クリスチャン・マンセル(トライデント)が10番手、ルーク・ブラウニング(ARTグランプリ/ウイリアムズ育成)が11番手と、3名とも健闘を見せている。
14日に行われるスプリントレース(決勝レース1)のスターティンググリッドは予選トップ10がリバースグリッドで決定されるため、10番手タイムを記録したマンセルがデビューレースでリバースポールシッターとなった。
なお、アクシデントで予選を終えたハジャルは暫定15番手タイムだったが、赤旗原因となったためベストラップ抹消となり正式結果にて20番手に後退。チームメイトのマルティは暫定結果から変わらずの21番手となっている。
2024年FIA F2第12戦バクーのスプリントレースは、14日の日本時間19時15分(現地時間14時15分)より、21周もしくは45分+1周で行われる。
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