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オフロードバイクとは? どのような特徴があるのか?

掲載 更新 15
オフロードバイクとは? どのような特徴があるのか?

オフロードバイクってどのようなもの?メリットやデメリット

 バイクにはさまざまなカテゴリーがあり、ロングツーリングをしても疲れにくいネイキッドや、スピード感あふれるスーパースポーツなど、カテゴリーごとに数多くの特徴を持っています。

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 そんな中、数あるカテゴリーの中でもオフロードと呼ばれるバイクがありますが、いったいどのような特徴があるのでしょうか。また、乗ることによるメリットやデメリットはあるのでしょうか。

 そもそもオフロードとは、舗装されていない道路のこと。そのためオフロードバイクというと、山道や林道、岩場、砂地などの舗装されていないあらゆる路面を走ることを想定したバイクタイプのことをさします。

 悪路でも安定して走行できるように、車高が高くバランスがとりやすい設計をされているのがオフロードバイク最大の特徴です。そのため、他のカテゴリーのバイクに比べて足回りの可動域が非常に大きく、デコボコ道などの悪路にも対応できるようになっているので、他のカテゴリーのバイクにはない特徴的な見た目を有しています。

 また、エンジンも小型で車体も軽量なことにより燃費がよく、ハンドル操作がしやすく軽快に走ることができるようです。そして無駄のない非常にシンプルなデザインとなっているので、整備性も高く維持管理しやすいバイクと言えるでしょう。

 自衛隊や消防などでも使用されているオフロードバイクは、その高い機動力が魅力です。しかし、機動力を高めるために車高が高く設計されていることから、足つきが悪くなってしまっているという点が最大のデメリットでもあります。

 背の高い人でも、片足しか地面に届かないという車種も多いオフロードバイクは、その車高の高さから風を受けやすいというデメリットもあり、風が強く吹くことの多い海沿いや、ハイスピードを出すこともある高速道路などのツーリングは不向きであるようです。

 また、軽量化のためにガソリンタンクも小さく設計されていることから、一回の給油で走れる距離が短めになっている点もデメリットとして挙げられます。

 こうした長所と短所が表裏一体となっているオフロードバイクは、山道の走行に特化したものや、崖を駆け上がれるパワーを持ったもの、砂地だけでなくオンロードも軽快に走れる車種などがあります。また、排気量も50ccの子供でも乗れるほどのサイズのものから大きな排気量までさまざまな車種がラインナップしています。

 たとえば、軽快に操作できるだけでなく乗りやすいサイズ感であることから人気があるのは250ccのオフロードバイク。街中でよく見かける車種としては、ホンダの「CRF250L」などがありますが、自衛隊でも使用されているカワサキの「KLX250」も人気の高い一台のようです。

 そして保険料などの維持費が安く抑えられる125cc以下のオフロードバイクは、セカンドバイクとしても使用されることが多いと言います。代表的な車種、ホンダの「CT125 ハンターカブ」もアクティブな使い方ができるということから、オフロードバイクのカテゴリーであるようです。

 その他、ツーリングも難なくできてパワーもある400cc以上のバイクには、2000年に発売されたスズキの「DR-Z400S」が挙げられます。排気量が大きい分重たくなるものの、安定感があるので街中ツーリングもオフロード走行も楽しめる一台です。

※ ※ ※

 オフロードバイクは、林道や荒地などの特殊な路面を走破できるバイクで、レスキューバイクとしても活躍する機動力の高さが魅力です。車高が高すぎるという難点はあるものの、普段の街乗りメインバイクとしても使いやすいだけでなく、オフロード走行もできる遊び心満点のバイクと言えるでしょう。

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みんなのコメント

15件
  • mak********
    国内に走れる場所が減ったのもあるけど、勢い衰えること著しい分野だよね。昔は原付から大型まで、カテゴリもトレール以外にトライアルやフラットトラック全て行動走行モデルが出ていた。ラリーマシン風の巨大タンク搭載車もあったっけ。オフ車って初心者のバイク練習にも向いた良いバイクだと思うんだけど、現状国内4社のラインナップ(公式)で確認できる公道走行可能なオフはホンダのみ。それもオンロード車とエンジンの基本設計を使いまわしてたりで寂しい限り。アドベンチャーと呼ばれてるのは、ありゃツーリングバイクだし。
  • yoc********
    足付きが良い
    キャラメルタイヤなのにアスファルトの道ばかり走る
    燃費がそれなりに良い30km/L位

    やっぱり、
    ヤマハ トレール GT50
    最高に良い
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