スポーツスター系にニューモデル「ナイトスター」が追加
ハーレーダビッドソンから水冷エンジンを搭載したスポーツスター系ニューモデル「ナイトスター」が登場しました。価格は188万8700円~で、4月13日から予約をスタート、5月よりデリバリーが行われます。
【画像19点】何と燃料タンクはシート下!クラシックデザインの水冷新型スポーツスターを実車で解説
水冷エンジンのスポーツスターと言えば、前後17インチタイヤ&リヤモノショックという構成で、まるでスポーツネイキッドのようなスポーツスターSが2021年にデビューしていますが、このナイトスターは王道のハーレーダビッドソン、王道のスポーツスターといえるデザインに仕上げられています。
エンジンはナイトスター用に開発された水冷975ccの新ユニット
搭載されるエンジンも1250ccのスポーツスターSとは異なっていて、レボリューションマックス975Tと呼ばれる新開発ユニット。その名の通り排気量は975ccで、低回転からフラットな特性となっており特に中低速域でパワフルな加速が味わえるとのことです。
最高出力は89馬力、最大トルクは9.6kgmというスペックとなっています。
レボリューションマックス975Tもパンアメリカ、スポーツスターSなど他のレボリューションマックス系エンジンと同様に、DOHC4バルブ+可変バルブタイミング機構を採用(ただしナイトスターの可変バルブはインテーク側のみ)。
また、エンジンをフレームの一部とする構造も共通で、ナイトスターにおいても車体の軽量化や高剛性化に貢献しています。
また、ハーレーダビッドソン最新系統のエンジンだけあって、電子制御も多く取り入れられており、エンジン特性はスポーツ/ロード/レインの3モードに切り替え可能。トラクションコントロール、エンジンブレーキ制御なども搭載。スポーティかつ安全に走りを楽しむことができます。
ナイトスターのデザイン「ツインショック&シンプルな王道スポーツスター路線」
いわゆるスポーツスターおなじみの「ピーナッツタンク」(実はダミータンクで本当の燃料タンクはシート下にあります)、丸型エアインテークカバー、ツインショックのリヤサスペンションなど、これまでのスポーツスターのデザインを継承しているナイトスター。
705mmという低めのシート高も、これまでのスポーツスター同様に親しみやすいものです。
■ハーレーダビッドソン ナイトスターの足着き&ライディングポジション
シート高705mmであるのに加え車体幅のスリムなので、身長170cmのライダーの場合、足着きは両足が楽勝で全面接地。小柄なライダーでも安心感があると思います。
ステップはハーレーダビッドソンが「ミッドコントロール」と呼ぶもので、足を前に投げ出すようなスタイルではありませんが、いわゆる普通のロードスポーツモデルに比べると、やや足は前に置く感覚です。
シートが低く、ハンドル位置も低めなので、ライディングポジションはやや前傾したものとなります。
ハーレーダビッドソン ナイトスター主要諸元
種類:水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:97mm×66mm 総排気量:975cc 最高出力:66kW<89ps>/7500rpm 最大トルク:95Nm<9.6kgm>/5750rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2250 全幅:── 全高:── ホイールベース:1545 シート高705(各mm) タイヤサイズ:F100/90-19 R150/80-B16 車両重量:221kg 燃料タンク容量:11.7L
[車体色]
ビビッドブラック、ガンシップグレー、レッドラインレッド
[価格]
188万8700円(ビビッドブラック)
191万9500円(ガンシップグレー、レッドラインレッド)
ハーレダビッドソン ナイトスターのライバルはホンダ レブル1100!?
現在日本で購入できる1000cc前後のクルーザー自体あまり選択肢が多くはありませんが、エンジン性能を見ると真っ向ライバルとなるのがホンダのレブル1100です。
レブル1100が搭載するのは1082cc並列2気筒エンジンで、最高出力87ps/7000rpm、最大トルク10.0kgm/4750rpm。
一方、ナイトスターは最高出力89ps/7500rpm、最大トルク9.6kgm/5750rpm。
エンジン形式こそ並列2気筒とV型2気筒と違いがありますが、270度クランクの並列2気筒エンジンはV型2気筒と似た特性となるので、実際に乗った際のエンジンフィーリングも近いものがあるかもしれません。
一方、ナイトスターに比べ低い回転数で最大トルクを発揮するレブル1100は、より低中回転域が得意と言えるでしょう。
ナイトスターと決定的に違うポイントは、価格とクラッチレスマニュアル「DCT」が選べる点。
レブル1100はMT仕様で110万円、DCT仕様で121万円。クルーザージャンルに限らず、1000ccクラスのバイクとし著しく安いのです。
またクラッチ操作がいらないDCTは楽チン運転もできるので、流すような走りを楽しむクルーザーにはピッタリとも言えます。
純粋に「機械」として考えると約70万円安いレブル1100に分がある気がしますが、アパレルやイベントなどを含めた「ハーレーならではの世界観」への入り口として考えると100万円台のナイトスターは魅力的です。
ナイトスターが日本へデリバリーされる5月以降は、販売店に試乗車も用意されるはずです。1000ccクラスのクルーザーが気になっている……というライダーは、ぜひ2台を乗り比べてみてください。
まとめ●モーサイ編集部・上野 写真●ハーレーダビッドソン/モーサイ編集部
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みんなのコメント
ハーレーが出す新型の魅力って何がある?
モーターではハーレーのウリの鼓動感と音は出ないけど
まさか「アンバランスシャフト」や「サウンドエフェクト」とかでやる?
そらないわな