なぜBMWのブランド・フレンドにピアニストの反田恭平氏が選ばれたのか? 担当者が語る“音楽”と”プレミアム・ブランド“との親和性に迫る!
反田恭平氏とBMW
新型UXは期待しかない! なぜレクサスは高い理想を追い求めるのか?
クルマと音楽は相性がいい。さらに、イイ音楽とはもっと相性がいい、というのはBMW。日本法人のビー・エム・ダブリュー株式会社では、「ショパン国際ピアノコンクール」で大きな話題を呼んだピアニストの反田恭平氏をアンバサダーに迎えるなど、熱心な活動を見せているのが興味ぶかい。
象徴的なイベントがさきごろあった。2022年5月初旬に、「BMW Presents 反田恭平&フレンズスペシャルコンサート」が、東京・赤坂のサントリーホールで開催され、BMWオーナーたちで会場が埋め尽くされた。
ビー・エム・ダブリュー株式会社では「#JOY MOVES ME」というキャンペーンを展開中。「はじめてBMWに乗ると、なぜ人は、驚きの歓声をあげるのか? なぜ生き生きとした表情に、変化するのか?」と、タグラインの説明がある。反田氏のコンサートもこのキャンペーンの一環。ゲストの様子はまさにそれだった。
BMW車というと、たしかに、私たちはイイ音を連想する。とりわけ6気筒エンジンのサウンドは、ノート(調べ)といってもいいぐらいで、等間隔の爆発による気持ちよいバイブレーションとともに、車体の反響まで利用して、乗るひとの耳を通じて、最終的には“心”に響く。
最新のBEV(バッテリー式電気自動車)の動力源にしても、同様だ。BEVは本来、無音であるが、BMWでは特別に“作曲”する。最新の「iX」では「BMW IconicSounds Electric」なるコンセプトの下、ハリウッドで映画音楽の作曲家として活躍しているハンス・ジマー氏を起用するなどして、特別な音をスピーカーから流す。
「バットマン」のバットモビルのサウンドも”デザイン”したというジマー私とともに、チームは、ドライバーが気分に合わせて5つのモードを選べるようにした。人声や古楽器を含め、あらゆる音がサンプリングされて合成されることもあるというのがおもしろい。
そういえば、反田氏も、「『M235i』に乗ってすぐに感じたのは、エンジン音の良さでした(中略)低音の響きなどが全身に伝わってきました。オーケストラでいうとトロンボーンのような金管楽器のような響きがあったので、優しい車だと感じました」と、BMW車のサウンドについて語っている。
反田恭平氏については、これを書いている私より、読者のかたのほうが詳しいだろう。直近では第18回ショパン国際ピアノコンクール(2021年)の第2位入賞がおおいに話題になった。
2012年、高校3年のとき「日本音楽コンクール」ピアノ部門での優勝を皮切りに、第25回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール優勝など、いくつもの賞を手にしてきた。
同時に「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」(旧「MLMナショナル管弦楽団」)を創設。株式会社化して団員に給与を支払う仕組みなど、音楽を志すひとが活動に専念できる環境づくりなども、注目すべき活動だ。
ブランド・フレンドに選ばれた理由
「反田さんは“初めて”に挑戦するひと。ピアニストとして大きな才能を持ちながら、株式会社ジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)を作るという発想力を持っていらっしゃるところなど、“駆けぬける歓び”というスローガンでクルマの本質を追求しつづけるとともに、ピュアEVのBMW i(アイ)シリーズに力を入れるBMWのありかたと通じるものを感じています」
BMWブランド・マネジメント・ディビジョンでマネジャーを務める井上朋子氏は、反田氏にアンバサダーを依頼した背景を説明してくれた。
上記の「反田恭平&フレンズ スペシャルコンサート」は、東京・赤坂のサントリーホールを借りきって開催された。当初は、約2000名の収容人数のところ、1200名のBMWオーナーを招待することを予定していた。
ところが、ふたを開けてみると応募総数は6000名に達しようかという勢い。反田氏の人気に改めて驚くとともに、すべての席を開放することを決定したという。
会場を埋め尽くしたひとたちは、反田氏の多才ぶりを楽しんだ。スタインウェイを力強く弾く「マズルカ風ロンド ヘ長調作品5」「ラルゴ」「英雄ポロネーズ」といったショパンのピアノ曲をはじめ、旧知の友人であるピアニスト、務川慧悟氏を招いてシューマンの「ピアノ協奏曲イ短調 作品54」ではJNOの指揮をという具合だったのだ。
反田氏が作りだした音楽は、おおきな力でもって、聴く私たちを、感情的にも知的にも刺激してくれた。あえていえば、このとき、サントリーホールの観客は、BMW車をドライブしていたときとおなじような高揚感に浸っていたかもしれない。あるいは、歓び、といったほうがいいだろうか。
「そこが#JOY MOVES MEなんですよ」と、前出の井上氏は笑顔である。このあとはダンスがテーマだったり、とキャンペーンは続く。もちろん、反田氏とのコラボレーションは継続するとのことで、それも楽しみだ。
自身、プロのピアニストを目指したこともあるという井上氏は、反田氏のことを「愛があるピアノを弾く方。力強いけれど、ただ強いだけではない」と、評する。そこで、最後、井上氏が推す反田氏の演奏を教えてもらった。
「ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番 バガニーニの主題による狂詩曲』は感動的です。これはCDになっています。私が大好きなのは、YouTube などでも見られるショパンの『アンダンテスピアナート』。変ホ長調の明るくはつらつとした曲で、同時に高貴な印象もあります」
文・小川フミオ 写真・角田修一
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
圧縮音源は所詮平面。
リアルな音は立体。
クルマ内なんてそこそこ聴ければいいんだよ