マイナーチェンジで新しい顔に
執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)
<span>【画像】東京・下北沢 シトロエン祭の様子【改良型C3エアクロス登場】 全34枚</span>
11月25日。シトロエン日本法人は、C3エアクロスSUVの各種装備を充実させて、新世代ブランドフェイスの改良新型にモデルチェンジした。
C3エアクロスSUVは、Bセグメントに属するシトロエンのコンパクトSUVだ。
初代は2010年に発売され、車名は単に「C3エアクロス」だった。そして、2017年末に欧州で登場した2代目が、「C3エアクロスSUV」の名前で2019年からから日本導入されている。
2代目(C3エアクロスSUVとしては初代だが)は、2017年のデビュー以来、世界で約33万台が販売され、日本においても競争の激しいコンパクトSUV市場において好調を維持してきた。
今回のモデルチェンジは、マイナーチェンジのレベルにあると言えるだろう。
エクステリアでは、まずフロントフェイスを一新。
シトロエンのマークであるダブルシェブロンからサイドにV字状に伸びるクロームのラインは、上がデイタイムライトへ、下はLEDヘッドライトへと繋がっている。
グリルは内部ルーバーの縦方向のラインを強調した意匠として、よりボンネットの存在感を高めてSUVらしいタフネスを表現。フロントバンパー下部のスキッドプレートをイメージしたバンパーは、より直線的なものとなり、モダンでSUV的なものとなった。
リアはフロントほど変わっていないが、リアクオーター部のベネチアンブラインド風の装飾を変更し、ブラックアウトしたルーフレールと相まって、全体としてシックな方向にモディファイされている。
シートの厚み、カップ置き場に注目
インテリアのハイライトは、アドバンストコンフォートシートの採用だ。
これはシート生地裏に、従来の2mmから15mmへと大幅にボリュームアップした特別なフォームを配して、身体とシートの“当たり”感を改善し、クラス最高レベルの乗り心地や座り心地を実現するもの。
さらにインテリアでは、インストゥルメントパネルにシート生地と同じ杢グレー(霜降りグレー)のファブリックを貼り込み、シートと統一された温かみあるインテリアを構成し、シックで現代的な雰囲気を醸し出している。
シートやラゲッジスペースの高い使い勝手に変わりはないが、センターコンソールは新たにクロームの装飾を施した。
注目は、パーキングブレーキの形状変更。これによって2つのカップホルダーが新設されている。
リアシートは6:4分割可倒式でスライド&リクライニングでき、いちばん前にスライドすればラゲッジスペースの広さは520Lとなる。
ラゲッジルームのフロアボードは2段階で120mmの高さ調整が可能。
リアシートを全倒すれば最大1289Lとセグメント最大級のラゲッジスペースが出現し、助手席も倒せば約2.4mの長尺物も積載可能だ。
グレード/価格について
ボディカラーには、グリーンがかったシックなカーキ・グレー、彩度の高いボルタイック・ブルーとルージュペッパー(赤)という新色を追加。
従来からのグリ・プラチナム(ダークグレー)とブラン・パーキンズ(白)を含めて全5色の展開となる。
グレードは「SHINE(シャイン)」のみのモノグレード。
だが、新デザインの17インチ・アロイホイール(標準は16インチ)/グリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)/スノーフレークマーク付きマッド&スノータイヤ(BSウェザーコントロール:215/50R17)/パノラミックサンルーフ/LEDのフロント&リアシーリングランプ/HiFiスピーカーをセットにしたパッケージオプションが用意されている。
パワートレインは、130psと23.5kg-Nmを発生する1.2Lの直3 ターボエンジン+6速AT+前輪駆動という組み合わせで、これは従来型とパワースペックも含めて変わらない。
改良新型C3エアクロスSUVの価格は、下記のとおりとなっている。
C3エアクロスSUVシャイン:293万5000円
パッケージオプション装着車:318万円
下北沢シトロエン祭とは
11月25日(木)~28日(日)まで、同社は東京都世田谷区の下北線路街 空き地にて「下北沢シトロエン祭」と題した入場料無料の展示イベントを開催している。
イベントのコンセプトは「フランスの縁日」。
昔懐かしい縁日を、フランス風シトロエン調にアレンジ。縁日の屋台代わりに、シトロエンHバンのキッチンカーがホットドッグやコーヒーなどの食事や飲み物を提供したり、金魚すくいならぬアヒルすくい(釣り?)や4目並べなど、誰でも参加できるオリジナルのミニゲームを用意している。
もちろんシトロエンの最新モデルも、発表されたばかりの改良新型C3エアクロスSUV(2台)をはじめ、日本デビュー以来人気を集めているMPVのベルランゴ、そして日本未発売のベルランゴ・バンをベースにした特装車「ル・プティ・シトロエン」を展示中。
さらにはシトロエンが登場する名画の上映会や、フランスにゆかりのあるアーティストの生ライブも予定されている。
シトロエンの「遊び心」や、ブランドが追求する「快適さ」を、来場するギャラリーが感じて、リラックスした秋の楽しい想い出とできるようなイベントになっている。
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