世界一過酷なサーキットで厳しい戦いに挑む
レーシングドライバーであり自動車評論家でもある木下隆之氏が、いま気になる「key word」から徒然なるままに語る「Key’s note」。今回のキーワードは「トーヨータイヤが挑むニュルブルクリンク耐久シリーズ」です。2024年シーズンは、トーヨータイヤとともにドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースに年間エントリーしていました。厳しい戦いに挑むトーヨータイヤの取り組みについて解説します。
ファルケンが世界一過酷な「ニュル24時間レース」に参戦して25年! 歴史を振り返る貴重映像が公開中です【Key's note】
トーヨータイヤとして2台のGRスープラでエントリー
2024年にニュルブルクリンク耐久シリーズに参戦しているトーヨータイヤが年間チャンピオンに輝きました。おめでとうございます。などと他人事のように祝福していますが、不肖木下隆之も、このシリーズに参戦しています。装着するタイヤはトーヨータイヤです。身内の勝利なのです。
もうちょっと詳しく報告しますね。
トーヨータイヤはニュルブルクリンク耐久シリーズに2台のマシン、トヨタ「GRスープラ GT4」を投入しています。170号車と171号車を、最速クラスの次のカテゴリーになるSP10クラスに送り込んでいるのです。今回シリーズチャンピオンを獲得したのは170号車。僕がドライブするのは171号車。つまり、チームメイトがチャンピオンを獲得したのです。僕は現在のところ、ランキング2位なのですね。
僕の全戦エントリーは日本人初の挑戦ですし、年間王者を目標に戦ってきたのですから、わずかな寂しさもあります。ですが、トーヨータイヤの優秀性は認められたわけです。つまり、道具は揃った。来季へのモチベーションが湧き上がってもきているのです。
過酷な環境でのレースで得た知見を市販タイヤに活かす
トーヨータイヤのニュルブルクリンク参戦プロジェクトは5年目になります。世界最速のツーリングカーレースであり、世界でもっとも過激なコースであるニュルブルクリンクに挑戦することは決して簡単なことではありませんが、トーヨータイヤはその過激な世界に身を投じることで自らを鍛え上げる道を選びました。
そのレースには、世界の強豪タイヤが集結しています。王者ミシュランをはじめ、F1のコントロールタイヤであるピレリも参戦しているのです。グッドイヤーの鼻息も荒いようです。ヨコハマタイヤも常勝軍団の一角でしょう。そんな激戦区で競うことがタイヤ開発には欠かせないという判断をしたわけです。ですからチャンピオン獲得まで5年もかかりました。
僕がトーヨータイヤのプロジェクトに参画したのは2年前です。レースを戦い、開発を進めてきました。微力ではありますが、ささやかな力にはなったのかもしれないと自負しています。トーヨータイヤのチャンピオンを祝福するとともに、これからのトーヨータイヤにご期待ください。
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