マカオGPで2連勝を飾ったダニエル・ティクトゥムは、F1のスーパーライセンス獲得に必要なスーパーライセンスポイントを現時点で35ポイント獲得している。F1参戦に必要な40ポイントまで、あと5ポイントとなった。
F1のテストに参加するために必要なスーパーライセンスポイントが足らず、今シーズンはF1マシンをテストすることができなかったティクトゥム。しかし先日行われたマカオGPで優勝を飾ったことで、彼はスーパーライセンスに大きく近づいた。
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FIAの発表によると、現在ティクトゥムが持っているスーパーライセンスポイントは35ポイントだ。彼は今年、F3ヨーロッパ選手権を2位で終え、スーパーライセンスポイントを25ポイント獲得。そして2度のマカオGP優勝により10ポイントを獲得したため、合計35ポイントとなる。
なおスーパーライセンスポイントは、直近3シーズンに獲得したポイントのみが有効になるので、彼が2015年にMSAフォーミュラで獲得した2ポイントは今年で失効となる。
さらに、F1のテストに必要な国際Aライセンス獲得のためにイギリスのナショナル・スポーティング・オーソリティ(ASN)によって与えられる任意の5ポイントは、スーパーライセンス獲得にはカウントされないことをFIAは明らかにしている。
つまりティクトゥムが2019年に向けてスーパーライセンスを獲得するためには、2016、2017、2018年の3シーズンで獲得したポイントか、あるいは2017、2018、2019年の3シーズンで獲得したポイントのみを適用することになる。
ちなみに、冬の間にニュージーランドで行われるニュージーランド・トヨタ・レーシング・シリーズでは、タイトルを獲得するとスーパーライセンスポイントを7ポイント、2位の場合は5ポイントを加算することができる。ティクトゥムがこういった選手権で成功をおさめれば、2019年にスーパーライセンスを獲得できる。
マカオでの優勝によりスーパーライセンス獲得に近づいたことについて、ティクトゥムはmotorsport.comにこう語った。
「40ポイントに向けてあと5ポイントというのは、本当にもうすぐだ」
「冬の間にどのカテゴリーで勝とうと、自分がプレッシャーに晒されることはないだろう。だけどこのようなシリーズで、僕に挑むことができるドライバーは多くないと思う」
「適切なチームで適切な仕事をしている限り、来年には40ポイントに到達できるだろう」
近年のマカオGPの中でも最も優勢なレースを展開したティクトゥム。来シーズンはスーパーフォーミュラに参戦する可能性が高そうだが、彼はF1に向けた準備ができていると考えている。
「F1への準備は整っていると感じている」
「自分の仕事の仕方という点で、今週末は大きく向上したと思う。僕は常に改善している」
「スーパーフォーミュラのようなカテゴリーで1年間過ごすのは、とても役に立つと言って間違いないだろうし、率直にそう言いたい。どのような状況に放り込まれようと、僕はそれを最大限に活用できるはずだ」
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